運営管理はデキる
運営管理は役立つことが多い。
その昔、といっても2013年頃だっただろうか、会社の研修で某企業のセミナーを受講したことがある。そのときの内容が、今にして思えば、運営管理の内容であったのではないかと気づいたのは2014年秋のことだった。
著者が勤務する会社は一応製造業であるため、某企業でのセミナーの内容は感覚的に知っている内容である一方、専門用語として知らない。同じセミナーを受講していた同僚はいざ知らず平生従事している内容を体系的に教われたことは貴重な経験であった。なぜならその経験がなければ診断士試験という選択肢の存在が少しばかり遅れたかもしれないのだから。
診断士試験の運営管理は難しくないと思う。生産管理分野はJIS定義以外出題されることはないからである。でも製造業のイメージが沸かない方には少々ツラいかもしれない。一方、店舗管理分野は実際の購買行動を通じて体験することが出来るためにとっつきやすいかもしれぬ。店舗管理分野では少々簿記2級の知識が役に立つ。
そう考えると全部の科目でシナジーがあるわけで、点と点の学習を面の学習にすることで一次試験突破は見えてくるということがいえるのかも知れない。
***
著者は10月に人事異動があり、本社管理部門の管理職となった。今まで生産部門の管理職であったのだが、縁あってバックオフィスの管理職。部下を抱え、部下の工数管理をしながら見ているのだが、どうも“生産性”という概念がない。時間をかければいい仕事が出来ると思っている節がある。また、「時間はコストである」という感覚もない。10月に赴任以来、こういう意識の変革から始めているのだがなかなかどうして浸透するには時間がかかるようだ。
運営管理の勉強でもしなさいよ!
と声を大にして言いたいところである。
(でも言えないんだな、これが)
あと二週間
筆記試験の合格発表は診断協会のホームページで発表される。
午前10:00、ホームページを開く。「東京地区」をクリックしてみる。
(※これは昨年のもの)
東京地区の番号が出てくる。自分の番号はどれだ?
あれ?
これしかないの? 百数人?
まさか、ダメだったってこと?
ええーっ!(泣)
***
先日、自宅で居眠りしていたときに見た夢だ。
マジ、心臓に悪い夢だ。これが夢だ認識するのにしばらく時間を要したくらいだ。
筆記試験の合格発表が二週間後に迫った。相変わらずモヤモヤしている。おそらくは二次試験の受験生全員が同じような気持ちなのだろう。
12/9(金)・・・。
確か会社の忘年会だ。ハッピーな忘年会になるのか、ブルーな忘年会になるのか?
二次試験。
準備が万端だったかと問われれば、実は直前期の追い込みが中途半端だった。でもやれることはやったという自負はある。本試験では今まで80分で終えることが出来なかったものを終わらすことができた。
とにかく全ての問題に対応し、全ての解答欄を埋めた。
出来たかどうかの感触すら分からない。でも、埋めたという事実だけが存在する。
「受かる自信は?」と問われたら、即座に「ない」と答えるだろう。「でも、全力を尽くした」と自信もって言える。
ともあれ、筆記試験の合否発表まであと二週間。
ガキの喧嘩かと思った
著者は少なからず診断士試験応援団体である『一発○○道場』と関わりがある。診断士試験を目指し始めたとき、著者は独学と決めていたので情報を入手する必要があった。幸いにも当該団体を見つけ、2014年夏頃から毎日眺めるようになった。
2016年の4月、当該団体のセミナーに出かけ、一次試験突破後二次セミナーにも出かけた。だからずいぶんとお世話になっている感じだ。
ところが、
ところが、最近、当該団体のレジェンドと言われていた某氏が好き放題やっていて少しだけその界隈で話題となっている(?)。
裏の事情を知っている著者としては静観の構えを決め込むしかなく、しかも現時点では何の関係もない著者がしたり顔で本件に関してしゃしゃり出るわけにもいかない。
まぁ本家の創設者だから、本家含めた受験生応援団体に文句も言いたくなるのだろう。気持ちは分からなくはないが、スピンオフで暴れまくっている様子がイタイタしい。
確かに本家は数年前のアーカイブを見ても記事のレベルが下がっていると感じている。某氏が指摘するように、だ。だから本家には頑張ってもらいたいのだがなかなか記事のレベルが変わっていないのが気になるところだ。
某氏はさらに、
なんていうことも指摘している。この指摘には著者も納得。秋口、この団体の勉強会に赴いたのだが、その勉強会の質の低さに驚いたものだ。二度と行くもんか、と誓ったし、何よりも先輩面した指導役の態度の悪さが気になった。
ともあれ、某氏の自己満足的な記事にも閉口するのだが、本家の記事のレベルの低さにも閉口する。だから眺めてもつまらないのだ。
簿記をとろう
実は先の週末から簿記論点の復習を始めた。
簿記は手を動かし、といった体得がベースになるのは周知の事実だ。著者の場合には論点すべてを体系的に把握した上で手を動かすこととしている。そうでないとなかなかアタマにすっと入ってこないからだ。
論点の復習とはいえ、リビングのソファに座りながらコーヒーを啜りながら暇つぶし的に読み返しているだけ。簿記論点の学習はたしか今年の5月ごろ着手し、6月に完了していた、とメモに書いてある。
簿記論点を読み返していると、
「また勉強を始めたの?」と細君。
「診断士試験の結果問わず、簿記は取ろうと思っているんだ」と著者。
「ふーん」と細君。
「簿記は知っていて損はしないんだよ」と著者。
「へぇ~」と細君。
細君は納得していないように見えた。自分も勉強再開の理由を暇つぶしなんだとは言えない。あるいは履歴書に書けるからとは言えない。そもそも簿記は診断士試験突破のために追加で学んだことだが、どうせなら簿記も取得したい。日商簿記なら過去問をガシガシこなすことで合格を目指すことは難しくない。それに診断士として財務会計のスキルは必須だと考えているからね、簿記くらい取っておかないといけない。
「出願は12月だからね、年末年始休みにがっつりと勉強することにするさ」と著者。
「そうね。やることも特にないしね」と細君。
診断士の筆記試験の合格発表は12/9だし、最終的な合否は1/4だから、筆記試験の結果如何では年末年始のモチベーションは異なるはずだ。それにしてもモヤモヤが続く。
リハビリ開始だ
先週から、今回受験した二次試験の与件文の読み込みを始めた。受験時には見抜けなかった気づきやロジックに気が付くようになり、解答した内容はほとんど違うのではないかという心配をしている。
何も考えずに読んでいくとすっと頭に入ってくる。不思議なものだ。
事例Ⅰの印刷業。
事例Ⅱのしょうゆ製造メーカー。
事例Ⅲの野菜加工メーカー。
事例Ⅳの鉄板焼きレストラン。
今回の与件文の読み込みの目的は「各事例の与件文の復習」だ。口述を受けるにしても与件文に書かれた内容が理解できていないとやりようがないからだ。
もちろん口述試験向けのセミナーは受けるつもりだが、それでもしっかりとした予習は必要だし、最後の最後で無様なマネはしたくないから。
***
さて、現在は筆記試験の合否発表待ち。
試験に合格するために勉強してきたが、合格した後でもやはり勉強は必要。そのためにも与件文の読み込みでリハビリを始めようと思った次第。
診断士財務会計に簿記知識は必要か?
今週は週の真ん中に祝日がある。結構うれしい。二日仕事して休み、二日仕事して休み。週明けはもう12月。年末だ。わらわらしていると年末年始を迎える。やれやれ。
まだ筆記試験の結果は分かっていない。だから次のアクションを起こそうにもなかなか踏ん切りつかない(という言い訳をしている)。どういう結果が出るかによって取るべきアクションは違うのかな?
PDCAというけれど、プランは立てておかないと。
【筆記試験に不合格だった場合】
①年末年始は簿記2級の勉強。2月に受験
②敗退理由を振り返りつつ、一次を保険受験するかどうかを判断
今のところ決まっているのは①②だけ。
【筆記試験に合格した場合】
①口述セミナーに参加
②口述試験を受ける
③年末年始は簿記2級の勉強。2月に受験予定
④年明けに正式な合格発表
⑤いつ実務補習を受けるのかを検討(実務従事含めて)
結局簿記2級は年末年始に勉強しようと決めているのね。
おそらくは口述セミナーに出て、正式に合格発表が出たら某受験生支援団体への参加を依頼されるんだろうなぁ。そうやって人脈をひろげていくのもアリだろうし、診断協会へ加入するのもテだろうし。このへんは成り行きを大事にしようかな。
***
さて、計画によれば年末年始には簿記2級を(再)勉強して2月に日商を受験しようと書いた。そもそも簿記2級は今年の一次試験前に一通りの学習を済ませている。もちろん診断士の財務会計を視野に入れてのことであり、簿記特有の問題はスルーしているので簿記2級の取得を目的とするなら過去問学習が必須となる。
診断士一次の財務会計は2回受験している。
2015年度一次 → 56点(最も平均点が高かった年だ)
2016年度一次 → 76点(2015よりは平均点は下がった)
結果として20点は向上しているのだけれど、その要因が簿記学習の成果であるかどうかは疑わしいと自分では思っている。ただ簿記学習のおかげで診断士の財務会計に対する理解は進んだ。間接的には効果的だったといえそうだ。
もちろん、著者なりの解釈であってむろん反論もあるのは承知している。自分に合った学習が必要であって、他人がどうだから何だというのはいささか違う。診断士を志す人ならば高次学習が必要だということだ。
診断士の財務会計は日商簿記3級の知識もあったほうがよい。特に財務会計の初学者は3級レベルの知識があるのとないのとで理解の進度が異なる。
対して2級は工業簿記が学べるのが大きい。
いずれにしても簿記学習は診断士財務会計に有利に働くことは間違いなさそうだ。
そうそう、3級も受けようかな?
ただの雑感なんだけど
今日は日曜日だ。日曜日の朝。周囲は真っ暗。
真っ暗だから早朝から何かしようという気が起きない。平素は愛犬の散歩に行っている時間帯であるがなにせ真っ暗なので愛犬もそう遠くには行かない。最近の飼い主は朝6:15に自宅を出立してしまうので、それに付き合わされて散歩の時間帯が早くなった愛犬が気の毒でならない。
***
本来の週末は趣味である家庭菜園的活動を行っている。しかし、診断士試験があったために趣味に費やす時間を削り、勉強時間に充当してきたため最近は家庭菜園的活動がないがしろになっている。
で、診断士試験は一段落した。だから趣味に没頭できるのだが勤務が多忙な日々が続いてその体力を回復するのに精一杯になっていた。時期的には落ち葉拾いなんかを考える時期である。
【最近の平日】
4:00 起床
6:15 出立
8:00 出社
9:00 就業時間開始
18:00 就業時間終わり
22:00 退社
24:00 帰宅
なもんだから休みの日は寝ていることが増えてしまった。いけないなぁ・・・。
さて、今日は何しよう。
早朝は細君は起きないから、早朝からやりたいことを済ませるのがいいな。
だからこそ、こういう時間帯に勉強するのが望ましいわけだね。
診断士試験を目指すなら、という話
著者の周囲には診断士試験を志す者はいない。中小企業診断士という資格があることさえ知らない人が多いのではないかとさえ思う。
むろん、その存在を知っている人はいようがその試験を受験してみようという気概を持つものはいないと思われる。もっとも筆者が診断士試験の受験についてを周囲に公言していないと同じように、自分だけが知らないだけかもしれない。
著者は俗にいう“意識高い系”なのかもしれない。でも平生はそんなそぶり見せないようにしているのだが、聞く人が聞けば、診断士試験用語全開でハナシをしていることに気づくだろう。だって、勉強した内容を実際の職務に役立ててこそ、勉強した甲斐があるというものだからね。惜しみもなく使わせてもらうさ。
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著者にはいく人かの部下がある。彼ら/彼女らに診断士試験を薦めるかと訊かれたらこう答えるだろう。
「いや、やめておけ」
と。まず受験はオススメしない。本人が受けたいとか狙いたいと思わない限りモチベーションが続かないのではないかと思うからだ。
2017年度の合格を目指すなら学習開始は9~10月が理想的だ。そうでなければ時間が足りなくなるからね。診断士試験は7科目もあるし、その7科目がすべて得意科目である人を除けば、好き嫌いな得手不得手があってしかるべき。だから苦手科目に時間を割く必要もあるし、目指そうとする人が社会人なら当然に仕事を持っている。忙しい日々もあるだろうし、夜の付き合いもあるだろうし、家族サービスもあるだろう。だから私生活や仕事(の一部)を犠牲にして受験するようなことはオススメできないから本人のモチベーションが相当でないと受験をオススメすることなんてできないのは自明だ。
それでも診断士試験を目指すというのなら
キモは財務・会計。もし簿記知識がないのなら、診断士の財務会計テキストをやる前に簿記2~3級を学べ。
と(偉そうに)アドバイスするかもしれない。この助言の狙いは「体得から理解」だ。簿記はルールだし、ルールはある意味では理屈ではない。体で覚えることも必要だし、理解はその後で充分。28年度はいくぶん難化したとはいえ、易化傾向にある財務会計、事例Ⅳを考えれば簿記習得は決して損しない、むしろトクさえすると思われるのだ。診断士の制度会計は日商簿記2~3級で充分かもしれないなぁ。もちろん商品券とか使用しない知識もあるけれどね。
なんかそういわれると、今、勉強することもないこの時期に日商簿記2級取得のための勉強を再開してもいいのかもしれないな。
2級も3級もないから取る?
あと3週間か
口述試験を受けられるかどうか分かるのが12/9。だからおおよそ3週間後だ。
10/23の試験終了後の感想は「とにかく今日一日の成果物を全力で仕上げた」だった。もちろんそれが合格しているかどうかは別問題だ。感覚的には「全くできなかった」わけではなく、「できただろうけれど、ねぇ」みたいな感じで自信もって出来たという実感が沸かない。その理由は正解発表がないからだろう。
自分のいいように解釈すれば、一次試験のように「自信はないけれど全力で解いた。でもヤバいなと思った科目はヤバい結果となった」という感覚が正しいとすれば、二次試験は「とにかく埋めた。自信はないけれど全部埋めた」だったから、なんやかんや合格点はいっているのではあるまいか。最初から100点狙いではなく60点狙いだったし、戦略的に解くことができたのではないか、と。
反対に厳しい見方をすれば、過年度生はよく勉強してくるからそんな過年度生に対抗できるはずがない。自信がないようだと危ないな、となる。
だから正直合否のこと考えるのは怖い。落ちていたらどうしよう? もはや勉強するだけの気力は残っていないし。一年間勉強を続けるなどモチベーションが保てない。
絶対合格しているという自信もない。根拠のない自信もない。まったくない。だから合否について考えるのがとても怖いのだ。
一次試験は翌日に正解発表がありすぐに合否が分かったから気持ちの切り替えが出来た。二次は間が1ヶ月以上もあるから余計にモヤモヤする。
このような気持ちを吐露する場もないのがつらいな。
あと3週間か。長いな。
運命の日を妄想する今日この頃
ここんところ寝る前に12/9のことを考える。口述試験を受験する資格が得られるかどうかが分かる日のことだ。
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10:00少し前に協会のHPを開く。手元には受験票。番号は穴が開くほど見た。完璧にそらんじている。10:00の時報とともに更新する。すると筆記試験結果の発表が公開されている。番号を探す。なかなか見つけられない。自分の周りの番号ばかりが目に入る。
「本当に合格率20%、5人に1人なのか?」と疑う。自分以外の番号がやたらめったら目に入る。自分の番号だけ見事にスルー。
ガラにもなくドキドキしている。マウスを持つ右手が震えている・・・。
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考えれば考えるほどネガティブな考えしか浮かばないのだ。本当にモヤモヤしているから心臓によくない。やれやれ、弱っているんだな、自分。
番号を見つけることが出来たら、まず第一声は何かな? 合格していればいいけれど、ダメだったらテンションガタ落ちだ。しかもこの日は会社の忘年会なんだよね。ダメだったらヤケ酒だし、合格していたら祝い酒だ。
発表は10:00だから勤務中だ。当然に勤務中に番号を確認する。
番号があったらどうする? 叫ぶ? 叫ぶと怪しまれる。ニヤニヤするだけにしよう。さっそく口述試験の対策をする必要がある。ぼやぼやしていられないのだ。
ともあれ、運命の日はだんだん迫ってきている。
生かすも殺すも・・・
先日、『企業診断』なる雑誌を読んだと書いた。
『企業診断』の11月号には面識のある人が載っている。
この人の名刺を持っているけれど、実物を見るとただのおっさんに見える。実際に会話してみるとものすごい懐深い人だと感じた。著者よりもいくぶん若い人だけれど、昔気質の熱い人。
それともう一人。
写真掲載はないけれどこの人も面識がある。しゃべってみるとさっきの弁護士に比べればかなりまともに見えた。
とはいえ、書いている記事にはにわかに首肯できない。個人的な感想だ。
このように診断士にもなるとかなり人脈が広がるという意味で活躍の場が広がるのだろう。特に弁護士の人の記事なんて自ら「載せてほしい」ようなことをアピールして廻ったというからね。
この資格を生かすも殺すも自分次第だってこと。
都内に居を移すことに関する雑感
前週まで超多忙であった日々が終わり、今週は比較的落ち着いた感じ。あ、仕事のハナシだ。前週まではなにせズル休みする暇さえなかったくらい(笑)だったからね。しかも一日帰れない日もあり、会社近くの宿泊施設で一泊したくらいだ。
さすがに通勤に2時間弱かかっている。意外とこれがしんどい。朝早いのは一向に構わないのだが帰宅の時間がマチマチなのが生活リズムを一定に出来ていない理由だ。
例えば、会社近くに住んでみる。そうすると、on-off の境が不明確になりメリハリがなくなってよくない。一方で通勤時間が激減する。時間はお金で買えないからかなりのメリットだ。出来ることなら会社近くに居を構えてみたい。
***
無事に診断士になれたとする。
仕事しながら診断士の活動をしようとすると、やはり現在よりももっと多忙な生活を送ることになりそうだ。活動内容を精査して自分のやりたい活動だけに注力する方向性であるが、最初のうちはそううまくもいくまい。人脈作りとか活動内容の精査とかいろいろ“動いて”みるのがいいのだろうと思っている。
そうすると先にも書いたように多忙になる。だから限られた時間を有効に使うことが求められるわけだ。
でも、診断士の活動は都内近郊がメインになるのではないかとすればやはり都内に居を構えることこそ必要なことではないか。
そう、細君に言ってみた。
すると、
「ダメよ」
と一撃。
確かに現在の持家をどうするとかいろんな問題はある。
「たまに都内に出て仕事するくらいがちょうどいいのよ」
なるほど正鵠を射ている。
二次試験終了後、燃え尽き症候群
診断士二次試験を終えてからというもののほとんど抜け殻状態になっている。仕事のほうで超多忙を極めていたからまだマシだったけれど、それでも仕事がない土日などは、
6:00 起床
8:00 愛犬の散歩
9:00 なんやかんや
10:00 ブランチ
13:00 寝る
17:00 廻りは真っ暗。寝てしまったことを後悔
といったような日々が続いている。うーん、自己嫌悪だ。
じゃぁ、なんか勉強するか? と問われるとその気も起きない。本当に燃え尽き症候群なのだ。
気休めにこんな雑誌を買ってみた。
診断士を目指す人のための購読紙だ。暇に任せて読んでみたけれど、自分のモチベーションを高めてくれるような内容はなかった。
本エントリは愚痴みたいなものさ
正直に告白すれば、現在の就業中の会社に一生しがみつくつもりはない。それならば診断士の資格が今後の展開に優位に働くようにもっていくのが賢いやり方のような気がする。
診断士試験はもともとは、
①自己啓発の延長みたいな
②自分にハクを付けたい
③自分の武器、強みが客観的に分かるようにしたい
などといった(ささいな)理由で目指したので、独立診断士になるとか診断士資格を武器に転職するとかいったことは積極的に考えてはいなかった。
せっかくだから強みにできることを考えたい。
***
正式な合否が分かるのは来年のこと。できることなら早めに実務補習や実務従事をすることによって正式に資格が付与されることを望んでいる。
そのためには口述試験セミナーやいろんな会合に顔を出し、人脈をひろげていく必要がある。いろんな情報、仕事のネタ、実務従事のツテなどをゲットしたいからだ。むろん診断協会なるものが各都道府県に設置されているようでそういうところに加入するのも悪くないと思っている。
当初は企業内診断士でいいかなとか思っていた。だから診断士ホルダーの価値を理解してくれない現在の勤務先で、夫婦二人と玩具犬のシバイヌがつつがなく食べられるだけの所得が得られればいいやとか思っていた。
しかし、当の本人の思惑と異なり、望んでもいない昇進で仕事は激務になるし帰宅は日付を回るし・・・(笑) 電通の例もあるから記録でも残すかな。給与は確かに上がった。額を聞いたら他人がびっくりするくらい上がった。その対価として激務になるのは一向に構わない。
だが、許せないことは、昇進して生産性の低い仕事ぶりになってしまっていること、である。
どういうことかというと、著者の勤務先は中小企業だから中小企業ゆえの「社長が何でもかんでもやる」みたいなところがあって、どうでもいいことでも社長の決裁が必要になっているので、社長の決裁が下りるまで仕事が進捗しないのだ。だから生産性が落ちる。時間が延びる。ムダが出る。さすが、中小だなと思いながら諦めようと試みるのだが、どうも生産性の悪い仕事ぶりは性にあわないらしく、自己嫌悪に陥る。
今述べたようなことは診断士試験の一次試験レベルの内容だし、その対応策というのも分かるのだが、なかなか現実世界となるとうまくアジャストできないことが多い。一番しんどいのがそこんところだ。
ん? それは社長が無学者だから?
んまぁ、そうかもしれないね。
合格体験記書く?
某ブログで「今の時期に合格体験記を書いておくといい」みたいな記事が載っていた。勉強してきた内容がホットなうちに記録に残すという意味合いなんだろう。
著者の場合は、メモ程度の記録なら残っているので、それ文章化すればいいだけなので文章に起こすことはそんなに難しいことではない。
***
診断士試験突破を目指したとき、
①ネックになるであろう科目は財務会計
②一次突破がキモ
③二次はなんとなるんではないか
という仮説を立てて診断士試験に臨むことと相成った。
これら仮説に対して、
①財務会計は手を動かすことでカラダで覚えようとした。
②全科目で100点を目指す学習法を採用したため、中途半端な理解で本試験を迎えることとなった
ために2015年度の一次試験は、企業・運営・中小の3科目の科目合格で終戦を迎えた。終戦後、
①簿記知識があいまいなため、日商簿記3級・2級の学習を始めた
②ファイナンスの理解も不十分であったためファイナンスの理解に努めた
③経済学は石川の経済を徹底して覚えた。動画のセリフも覚えた(笑)
④法務・情報は足きり回避に全力を注いだ
といった方向性を定め、2016年度試験を目指した。まずは一次突破が先決だ、とね。
無事に一次突破を果たし、二次試験の対策に入る。もちろん受験校に頼ることなどしない。もちろん独学だ。
過去問を解いたみた。いろんな情報ソースから模範解答らしきものを収集し、採点。平成19年度から27年度までを一通りやった後で写経を始めた。
写経をしながら解答プロセスの確認や設問要求の解釈に全力を注いでいた。全力を注ぎすぎて80分で解答するトレーニングをしないまま本番を迎えてしまったことさえ、懐かしく感じる。
ま、こんなことを合格体験記に書けばいいのかな?