自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

二次試験が終わって二度目の週末

毎朝愛犬と散歩に行く。

 

最近は散歩中に顔がニヤけている。なんか解放された気分だし、いくぶんモヤモヤはあるけれど、やれることはやりきったという思いが顔をニヤけさせているのかもしれない。

今日から三連休だが、今日は銀座に出かけるにしても土日に全く勉強しないでいいというのはなんだか不思議な気分がする。

 

せっかく付いた習慣だから、と思うのだけれど、じゃ何か別の資格試験の学習をするかというとそんなモチベーションもない。だいたい無目的には勉強などできないのだ。

 

***

せっかくだからこういうときこそ、趣味の家庭菜園でも勤しめばよいのだが週末に悪天候になることが多く、また雨が降れば菜園がぬかるむ可能性が高いため、なかなか菜園に行けずにいる。だから手持ち無沙汰になる。

 

読みたかった本でも読むか、と思うのだが、そんな本はとっくに読み終えた。

やれやれ、もっと外に出てカネ使えばいいのにと言われそうだ。

 

目下の悩みは、合否が判明するまで何して過ごすかということだ。

ひょっとしたらWライセンスを目指すことになるかもしれないし、この時間を活用して何か学習すればいいという意見もあるが、さっき書いたようにモチベーションがないから学習する気にもならない。

 

 

さしあたり、筆記試験に通ったら口述試験もあるわけだし、さらにその先には実務補習がある。実務補習は約15万円かかるし、その資金繰りも考えねばなるまい。

 

 

ずいぶんとカネのかかる資格なんだなぁ。

 

 

苦手なことにチャレンジしたいのだ

診断士試験のことを調べていくとそう簡単には合格出来ない難関試験だということが分かった。でもここでうろたえるわけにはいかなかった。ここで引き下がるようでは勝負に行かないまま人生が終わると思った。


何を得たいと思ったら、同時に何を失わなくてはならない。その覚悟も出来ている。
あとは「やり方」を知るだけであった。
自分は器用ではないから一度の失敗くらいはあろう。だから「次」どうするかが大事だった。

 

***
昨年も二次試験を受けたがあえなく不合格だった。
不合格という烙印を押された。でも、今となっては不合格になった理由は分かっている。
だからそれを克服するために努力を重ねた。いや、重ねたつもりだ。
今年はまだ合否が分かっていない。
昨年とは異なる手ごたえを感じつつ、「やっちまった」感を持ちながら、モヤモヤする日々を過ごしている。


さて、合格したらどうするのだ?

決めているのは某受験生支援団体に入ること。
きっとスカウトされるはずだから(笑)
そして協会に所属すること。そして少しずつキャリアを積み上げていく。
どっかのタイミングで転職したい。コンサルタント資格を活かせるような。
「教える」仕事もいい。

人脈を広げながら自分と向き合おう。

診断士資格を活かしながらどんな活動が出来るのか、また自分に何が欠けているのかを
見定め、さらに努力が必要なら努力を続けていかなければならない。
診断士資格を取ることが最後ではないのだ。


まずは自分が苦手な人の輪に入ること。
某受験生支援団体に入っていろんな人のよいところを見よう。
まずはそこからだな。

 

そもそも、どうして診断士を受けようと思ったのか?

診断士に合格できたら何がしたいのか、二次試験が終わってからの毎晩考えながら眠りにつくようになった。むろん、試験勉強にハゲんでいるときもそういうことを考えていたのだが、二次試験が終わり、合否が分からない今、少々の夢を見てもいいだろうということで、少し文字にしてみたい。

 

 

そもそも、どうして診断士を受けようと思ったのか?

(全く謙遜でもなんでもなく)自分にはいわゆる箔がない。大卒ではあるものの皆が羨むような大学ではないし、ただ大卒であるという肩書きがあるだけ。

真剣に勉強したが第一志望にはたどり着けなかった高校受験を筆頭に、受験と呼ばれるイベントにはいい思い出がなく、外部環境要因が自分の行く末を決めたとかいう言い訳を武器に生きてきた。それがイヤだった。死ぬまでに何か成し遂げたい、と思った。

 

大学卒業後最初に入社した企業は、志望する企業ではなく、義理と惰性で入社したサービス業であった。今でいうブラック企業だ。予測していたわけではないけれど、いずれは斜陽産業になることが分かっていたし、自分が望む仕事が出来なくなった時点でスパッとその会社を諦め、今の会社に入社した。どんな会社での完璧な会社はないので多少のいいとこわるいとこは存在する。

最初に入社した会社が50点だとしたら今の会社は65点。給与が低いことを除けばずいぶんとラクな会社だ(笑)

 

正直言えば、今の会社に骨をうずめる気はさらさらないので何かステップアップするためにはどうしたらようのかを考え続けていた。労働市場における自分の価値を高めるためにはどうしたらよいのか、とね。

 

自分には箔がない。

 

誤解を恐れずに言えば、人間は見た目ではないとかいいながら、最初に見るべきは顔(ツラ)だ。

ツラ構えをよくするためには必死こいて勉強するしかないと思っていた。いわゆる自己啓発みたいなものだ。

 

しかし、何の裏づけもない数字やハッタリがすぐに見破られると同じように、現在の自分には、血肉になる“何か”がない。“何か”がなければ勝負出来ない。それが現実だ。そこで著者が選んだの診断士という資格だった。

じゃ、なぜ診断士なのか? 当時読んでいた自己啓発本の著者の多くがマッキンゼー出身者だったからか? そうかもしれない。大前研一の本ばかり読んだから? そうかもしれない。当時の会社の社長がMBAを取ろうとしていたからかもしれない。感化されたのかもしれない。

自分の血肉に出来て箔が付けられる資格が診断士だったわけだ。

 

それからというものの、診断士のことを研究した。

 

(続く)

 

 

今回の試験で感じたプレッシャーはハンパなかったという話

(誰でも思うことだろうけれど)また一次試験から受け直せといわれてうれしがる人はいないだろう。二次試験だけでも、と言われても同様だ。出来ることなら早く解放されたいし、どうせ勉強するのならまた違うコトモノの方がいい。

 

診断士二次の事例を解くのは楽しいのだけれど、何年も続けられるようなものではない。試験日当日の精神的なプレッシャーときたらハンパなかった。これは前年の、二次試験初体験のときには感じられなかったことだった。二回目の二次試験は「これで失敗したらもう一回一次試験から受けなきゃ」といったような背水の陣的なプレッシャーよりも紙面と対峙するというプレッシャーの方が大きかった。少なくとも著者はそう感じた。もうこのプレッシャーはたくさんだ、と。

 

手前味噌ではあるが、著者はプレッシャーに弱くない(どちらかといえば強い方ではないだろうか)方。だが事例Ⅰの始まる9:50、シャーペンを持つ右手が震えていた。要するにそれほどこの二次試験に賭けていたわけだ。

すべての事例で手が震えるような問題があり、その都度、精神的に負けそうになった。特に事例Ⅳでは「例年と違うぞ?」と思った瞬間、変な汗が出たほどだ。100点狙い所ではなく、こいつは60点を目指すべきだと方針転換したくらいだった。

 

必死こいて事例にしがみついた、ということは先のエントリでも書いている。受験生皆がそう思ったに違いない。なんか、例年と違う、と。

 

 

***

10月が終わる。

発表は12月だからまだまだ1ヶ月以上の時間がある。長いなぁ。

 

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焼き芋でも喰うか?

 

昨年の今頃は何を思っていたのだろうか?

今週末、銀座で懇親会がある。

 

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要するに二次試験の慰労会。合否判明後には行けない(笑)から、合否が分かる前に行くわけ。昨年は事情があって行けなかったから今年はどうしても行きたい。翌日も休みだしね。

 

昨年の今頃は何を思っていたのだろうか?

 

試験当日、とにかく終わらせたいと思っていた。終わらせれば何とかなるとか思っていた。仕事が忙しかったし、精神的な落ち着きがなかったかもしれない。書ききれば何とかなると思っていたが、結果的になんともならなかった。

合否が分かって以降、タラレバの連続だったし、大げさだけれど、生きている意味を失うくらい精神的に落ち込んだ。

合否判明前までは、出来たという感触も出来なかったという感触もなかった。ただ、すべての事例で解答欄を「埋めた」という事実だけがあった。

 

今年はどうか。

自信を持って書いた答えなどないし、出来たというよりは「あっ! マズい」というような感想しかない。特に事例Ⅳ。

感じ的には昨年と同じじゃないか、と思ってしまう。だからこそ、怖い。

 

これ以上、どうやったら合格できるのだろう?

 

試験が終わった後、会場から自宅に戻るまでの道中、そんなことばかり考えていた。

本当に、合格した人たちは偉大だ。

 

 

一週間前の今日、台風とともに本試験がやってきた

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また台風が来ているけれど、今年はなんだかおかしい。まるで診断士の二次試験みたいだ。

 

・・・と思っているかどうかはともかく。

 

 

実際に試験と対峙しているときは、確かに傾向は違うかもしれないけれど、コンサルティングしているんだという意識は持てていた。傾向が異なると、積み上げてきたものがガラガラと崩れる音が聞こえてきて精神的に動揺するのだ。

 

「これがホンマのゆさぶり、か」

 

なんて思う余裕もなかったけれど、精神的に崩れない、諦めないことを第一にそれぞれ80分の“面談”時間に臨んだ。

 

ともあれ、今年は1問あたりの、記述する文字数が多いなという印象と、だから設問数が少ないなという印象があって、さくっと回答出来る問題が少なかったように感じた。

 

逆に事例Ⅰは例年よりも20文字くらい多くね? と思ったし、

事例Ⅱと事例Ⅲは設問数が少ないと思った。

事例Ⅳは計算過程を書かせる問題がなかった。

楽しむ余裕なんてなかった。あんな極限状態で楽しむことなんて出来ない。事例Ⅰなんて記述する際には手が震えたんだから。

 

 

・・・とはいえ、やっぱモヤモヤするもんなぁ

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受験校では模範解答らしきものをHPで公開するようになってきた。

各事例の模範解答は見る気にもならないが、総評だけは目を通す。

 

難化した?

傾向が変わった?

 

ま、いろいろ書かれている。どの受験校も事例Ⅳは難化したと書いており、その点は同感。そういうものを見たりしながら一喜一憂している、二次試験後1週間ほど経過した受験生の今日この頃である。

 

そういうのを見れば見るほど

「よっしゃぁっ!」とか

「がっくり」とか

「がーん」とか思う。なんとも心臓に悪い。

 

診断士試験のことはしばらく忘れて、とかいうけれど忘れることなんて出来ないしね。よいニュースを探したり、自分の粗が見えたり、なんともいえない日々を過ごしている。

 

 

覆水盆に返らず、だから

だから著者は考えることを止めた。

もう終わったことだし、万が一今年ダメなら、そのときはその時に考えればよかろう、と。

 

まずは明日からのタマネギ栽培の準備に専念することにしよう。

 

 

きっと今年の試験は難しかったんだ。そう嘆くこともあるまい。

 

だから条件は他の受験生と一緒だし。
今年は難しかった、でおしまい。
再現答案を作って、これで一旦リセットしようじゃないか。

 

 

さ、タマネギ、タマネギ、と。

 

 

満点を狙いに行った事例Ⅳ。だが、それは儚く崩れ去り

事例Ⅳは満点を狙いにいった。少なくとも試験前にはそう考えていた。
しかし、試験開始後、問題を眺めたとき、方針を変えた。「耐えよう」と。
そして足切り回避で、1点ずつ点数を積み上げていくべきだ、と思い直した。

 

最初のゆさぶりは経営分析だった。与件文に明確な根拠はないのは最近の傾向だったが、指標のうち優れているのを③に書くこと自体、例年とは違った。
あまり経営分析に時間をかけるのは得策ではなくさっさと仕上げようと思ったが、苦戦を強いられた。
感度分析と損益計算の問題。迫る時間の中で確実に解けた実感がない。これで焦り。精神的にやられそうになった。
差額キャッシュフローの問題。意思決定会計になだれ込むパターンのやつ。これも出来た実感はない。心が折れそうになった。ヤバい。
最後は記述問題。なんとか3問書ききった。


見直し中、間違いを見つけて修正できたくらいしか覚えていない。
アタマん中真っ白だった。
精神的に、心が折れかかった。

でも耐えた。一年間の苦労を思ったら、最後まで諦めずにやりきろうと思った。それしかやれることがなかった。

 

半分も取れてれば御の字だろう。

昨年の事例Ⅳは易しかったが、自分としては不出来だった。解釈の難しい問題で精神的にやられてしまい、それを引きずってしまったのだ。

今年はどうか。

今年の事例Ⅳは難しかったと言われているが、自分は解いてみせるという自信とそれを裏付けるだけの準備をしてきた。

 

だが、・・・。

だが、しかし、その裏付けをいとも容易くひっくり返され、ゆさぶられたのだ。


ヤバい、と思った。

変な脂汗が出てくるのが分かった。


しかし、なんとかしがみつき、粘ろうと考えた。諦めたら終わり、とはこのことだったのか。ここで退場するわけにはいかない。


とうとうゆさぶりに(勝てなくても)負けずに踏みとどまった。

空欄を作らず解き切ったからだ。

でもそれだけだった。

 

 

こうして二次試験を振り返るわけだが、「やっちまった感」しかない

二次試験が終わった。とにかく終わったのだ。終わった瞬間には「また一次からやり直しだ」と思うくらい落ち込んだ。
事例Ⅰは、昨年よりは手ごたえがあったように感じられたが、事例Ⅱにゆさぶられ、事例Ⅲにもゆさぶられ、事例Ⅳでトドメを刺された感じだった。
いかに精神的に折れないで「書ききるか」を試されているような問題だったように思えた。


精神的に折れては、つまりは諦めては負けだと思った。
だから事例Ⅱの「シルバー世代の生涯価値」の出題にも負けなかった。いかにも事例Ⅱ特有のベタベタした内容を書くことに終始した。
事例Ⅲのゆさぶりは「CNC木工加工機」そのものだったが、これもQCDの改善っぽく書いた。
ⅡもⅢも「課題の解決」を意識した記述をしたつもりだ。
だが、本当のゆさぶりは事例Ⅳに待っていた。

 

 

 

続く

 

 

忘れないうちに書いておこう

台風が近づき、前線を刺激して雨がひどく、電車が遅延することを見越して、試験会場には相当早く着いた。

試験会場は神田外語学院でJR神田駅から徒歩で2~3分の距離だった。

 

神田外語学院の中に入るのは初めて。前週の土曜日には下見を済ませていたので最短距離で到着することができた。

 

 

会場内は30名ちょい、40名いかないくらいだろうか。

その中は男性ばかりで女性はわずか1名だけだった。

 

試験監督者は1名は女性で、1名は男性だった。女性は人のよさそうな方で、男性は大柄な、いかにもドンくさそうなタイプの男性だった。診断士になったけれど、でも、・・・というタイプに見えた。

 

つづく

 

 

 

 

 

とにかく「終わった」二次試験

首都圏は台風前の雨がひどかった。

そんな中で臨んだ二次試験だったが、いろんな意味合いを含めて「終わった」。

 

一夜明け、思うのは

 

全力は尽くした

 

の一言。あのときあーすれば、とかこのときこーすれば、とかいう後悔はなく、もう一度臨んだところで結果は同じだろうなと思える。事例Ⅳの試験終了後の疲労感は半端なかった。帰り、駅までの道のりは徒歩で2分程度であったものが5分以上かかったと思う。帰りの電車の中、試験のことを思い返せないほどの疲労感。とにかく休みたかった。

 

その日のうちに再現答案を作れとかいろんなハナシが飛び交っていたが、正直、そんな気持ちになれず、とにかく一刻も早く眠りたかった。

 

 

とにかく二次試験は終わった。

一年近く準備を続けてきた、その二次試験が終わったのだ。

 

 

事例Ⅳが終わったとき、こうも思った。

 

「こりゃ一次試験からやり直しだ」と。

「どうすれば合格できるんだ?」とも。

そう考えると体が重くなった。だから足取りが重かったのだろう。

 

***

今朝は台風の影響でバタバタしている。

電車も動いていないし。

自分も、まだ、動けない。

 

あと2週間弱ですな

久しぶりの更新。

 

ろくすっぽ更新もせずに1日2事例ずつ、地道に事例と向き合ってきたからだ。

 

残すところ2週間もない。

昨年は残り3週間の追い込みが全然やれずに準備不足で臨んだ本番。なんとか時間内に解き切ってみたところで合計点に届かず無念の敗退。考えてもみれば当たり前だったような気がする。

 

今年はそのような二の舞はごめんだから、

昨年と同じ轍を踏まず、

平日2事例、土日祝日4事例を解きながら、

毎回事例をやるたびにテーマをきめて向き合う。

今日は70分で解く、今日の事例は消しゴムを使わないで解き切る。今日の事例は・・・。

 

 

この夏から強化してきた事例Ⅰ~Ⅲの設問解釈。記述すべきキーワードもしっかりと入れられるようになった。

また桜咲くころ、春から強化してきた事例Ⅳ。経営分析、CVP、NPVといった頻出論点はもちろんのこと、プロダクトミックス、デシジョンツリーもスミからスミまでやってきた。

(多分出ないと思うけど)CF計算書の投資CFの出し方までみっちりとやったし、取替投資も差額原価も割引計算もみっちりとやってきた。

 

あと2週間弱。

やり続けてきたことを再度確認し、特に事例Ⅳの計算過程の記述問題への対応を固める。何を書いて何を省くか、何分かけるか、など。

 

 

昨年とは手ごたえが違うし、やりこんだ事例の数も違う。

開眼も迎えたし、事例Ⅳなど楽しみで仕方がない。

 

もっともゆさぶり問題はでるだろうし、時間に追われるんだろうけれど、全力で回答(解答ではなく)してくるつもりだ。

 

 

 

でもね、やはり不安。

心配は尽きぬ。だから事例を解きたくなる。事例を解く。

 

 

昨年だったか、当ブログにコメントを下さった方から叱咤激励を受けた。苦しいと思うとき、そのコメントを覗く。苦しいとき、自分がなぜ診断士を目指し始めたのかを考える。寝る前に、愛犬の散歩中に。

 

 

昨年と同じことはすまい。

昨年と同じなら成長なし、進歩なし、前進なし。

そう思ってやってきた。

 

試験は結果がすべてだから当日ベストを尽くせるかどうか、だ。

 

あともう少し。

今日も明日も事例に向き合うとするか。

 

例のやつが届きました

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そう、受験案内。

昨年の二次試験に不合格だった人に配布し、

今年も受験料を振り込んでね

と囁く書類が入っているやつ。

 

29年度の一次試験の発表は9月に入ってからだから今から申し込めるのは昨年苦杯をなめた人たちの特権なのかもしれない。

 

***

二次試験に向けての学習だけれど、今のところは順調に進んでいる。昨年と違うところは今年は確固たる方針を持って学習できている点であり、目的的に対策を講じることが出来ている点だ。

 

昨年は、

①出題傾向を把握するのに時間を要した

②過去問と向き合うが、ただ解くだけ

③いろいろな情報を収集するも情報の取捨選択が出来ず

④80分で解くことすらままならない

⑤10月の直前期の追い込みが不足

という反省点がある。これらを踏まえて、今年は同じ轍を踏まないように学習を進めているという次第。

 

今年は、

①事例4の対策を年度別・論点別などにわけ、早めにめどを付けた

②80分で解くための手段を確立できた

③与件文から拾うフレーズに過不足がなくなりつつある

という点が昨年と全く異なるところだ。

 

でも、完璧を期すためにまだまだぬかりなく学習を進めるつもりだし、事例1〜3である一定のめどを付けたら再度事例4に戻り、直前期まで徹底した仕上げを行うつもり。

 

 

というわけで早朝から勉強しまーす。

財務会計・情報が易化、経営・運営が難化。全体としては例年並みに

今年の一次試験の様子が見えてきました。

以下はTACのリサーチ結果。

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特徴は、

財務会計平成27年度に匹敵する易しさになったこと

②企業経営理論が難化したこと

③情報が大幅に易化したこと

である。

全体的には昨年よりも良化しているように見えるが、昨年が異常に難しすぎたわけで、例年並みに戻ったという評価が正しいのだろう。

それにしても「やりすぎ感」が否めないのが著者だけだろうか?

 

昨年は合格基準の弾力化が行われ、全体の60%から59%に緩和させた大失態を犯した。さらに情報で4点のかさ上げという失態まで行った。その反動から情報は易化したのだろうとTACでは分析しているようだ。

 

 

来年は財務会計が難しくなるんだろうな、と予測。難しくするには会計規則を出題すればいいし、NPVも出せばいい。

経営と運営が難しくなったのが気になるなぁ。これ、いつまでも続くのかな?

 

意外なのは法務の点数が昨年とあまり変わらなかったことだ。

自分があまり得意ではないからかもしれないが、そんな著者でも今年の方がカンタンに見えた。

 

やはり一次試験突破の戦術は7科目を同時に受験することにありそうだ。

科目間の難易度の変動がありすぎて、科目免除はリスクがありすぎる。