自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

診断士/経済学

経済学・経済政策【平成26年度 第16問】

【平成26年度 第16問】 下図は、財Xと財Yを消費する合理的個人が予算制約線Aに直面し、予算制約線Aと無差別曲線U1との接点Lで効用を最大化する状態を描いている。他の条件を一定として、財Xの価格の低下によって予算制約線がBへと変化すると、この合理的個人…

経済学・経済政策【平成24年度 第17問】

【平成24年度 第17問】 下図は、2つの財(X財とY財)のみを消費する消費者の効用最大化行動を描いたものである。当初の予算制約線はABで与えられ、効用を最大にする消費量の組み合わせは、無差別曲線U1との接点すなわち座標(G,E)として与えられて…

経済学・経済政策【平成26年度 第17問】

【平成26年度 第17問】 下図は、標準的なエッジワース・ボックスであり、左下にAさんの原点、右上にBさんの原点がとられている。横軸はAさんにとっての財Xの量xaとBさんにとっての財Xの量xbを意味し、縦軸はAさんにとっての財Yの量yaとBさんにとっ…

経済学・経済政策【平成25年度 第20問】

【平成25年度 第20問】 下図は、2人(AとB)、2財(XとY)の設定で描かれたエッジワースのボックスダイヤグラムである。OAが個人Aの原点、OBが個人Bの原点であり、2人が保有する2財の量を識別するため、XとYの右下にはAとBというインデッ…

経済学・経済政策【平成26年度 第15問】

【平成26年度 第15問】 下図には、予算制約線Aと予算制約線Bおよび、これらの予算制約線上にあるa、b、c、d、eという5つの点が描かれている。ある合理的な消費者にとって最も高い効用をもたらすのは、予算制約線A上ならば点cであり、予算制約線B上であ…

経済学・経済政策【平成21年度 第20問】

【平成21年度 第20問】 ある合理的な消費者がX財とY財を消費するとしよう。X財とY財は、ともに正常財である。ある価格の組み合わせのもと、下図では予算制約式Aが表されている。一方、別の価格の組み合わせで予算制約式Bが表されている。予算制約式A…

経済学・経済政策【平成25年度 第13問】

【平成25年度 第13問】 人生を若年期(期間1)と老年期(期間2)とに分ける。期間ⅰ(ⅰ=1、2)における消費をCⅰ、所得をYⅰ、利子率を r とする。貯蓄と借入(負の貯蓄)は若年期においてのみ行われ、老年期を終える時点では貯蓄も借入も残さないものと…

経済学・経済政策【平成22年度 第2問(設問2)】

【平成22年度 第2問(設問2)】 貯蓄に関する下記の設問に答えよ。 (設問2) 個々の家計において、収入のうち、どの程度を消費に回し、どの程度を貯蓄に回すかは、下図で示される「現在の消費」と「将来の消費」に関する無差別曲線と予算制約式によって決…

経済学・経済政策【平成24年度 第16問】

【平成24年度 第16問】 下図は、X財とY財に対するある個人の無差別曲線(U1、U2、U3)を描いたものである。U1、U2、U3は直線であるものとし、A点とB点は無差別曲線U1上にあり、C点は無差別曲線U3上にある。 この図の説明として最も適切なものを下記の解答群…

経済学・経済政策【平成22年度 第11問】

【平成22年度 第11問】いま、A国とB国間の貿易において、各国が自由貿易を選択するか、それとも保護貿易を選択するか、を迫られているとする。下表は、このときの利得を表したものである。両国が自由貿易を選択すれば、ともに40兆円の利益を得る。しかし、一…

経済学・経済政策【平成25年度 第21問】

【平成25年度 第21問】いま、2つの企業AとBを考える。両企業は、それぞれ、重要な特許権と、重要ではない特許権を有している。もし、双方が重要ではない特許権のみを拠出し、それらを共有するならば、開発される新製品の質は低く、双方の企業は22の利益しか…

経済学・経済政策【平成24年度 第23問】

【平成24年度 第23問】下表は、「囚人のジレンマ」として知られる非協力ゲームの利得表である。いま、2人の個人(個人Aと個人B)が1度限りの取引を行い、2つの選択肢(自らの選好を「正直に表明」するか、「過小に表明」する)のいずれかを選択することができ…

経済学・経済政策【平成26年度 第22問】

【平成26年度 第22問】下表は標準的な囚人のジレンマの状況を示す利得表である。下表で企業Aと企業Bの両者は合理的主体であり、両者による取引において「協力する」か「裏切る」かを選択することができる。表中のカッコ内の数字は、 度の取引で得られる利得を示…

経済学・経済政策【平成19年度 第15問】

【平成19年度 第15問】次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 社会問題となっている入札談合に関し、談合を行った企業2社(企業X、企業Y)が、捜査当局の取り調べに対し、自白するか、自白せずに黙秘するかの選択を迫られているとする。それぞれの行動を…

経済学・経済政策【平成18年度 第13問】

【平成18年度 第13問】次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 企業Aと企業Bからなる寡占市場において、それぞれの企業が採りうる4つの戦略と対応する利得行列が下表で与えられている。表の( )内の数字は、左側が企業Aの利得であり、右側が企業Bの利得で…

経済学・経済政策【平成20年度 第15問】

【平成20年度 第15問】製品に関する情報が偽って宣伝されると、市場メカニズムに多大な悪影響を与える。この点に関連して、次の文章の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 情報の非対称性により、消費者が市場に流通して…

経済学・経済政策【平成23年度 第15問】

【平成23年度 第15問】情報が不完全な市場で観察される「逆選択」に関する説明として最も適切なものはどれか。 ア 最低賃金制度が導入されると、労働需要が減少するという逆選択が発生する。イ 自動車の事故保険では、保険金を受領する可能性(事故の可能性…

経済学・経済政策【平成18年度 第14問】

【平成18年度 第14問】情報の非対称性に起因するモラルハザードに該当するものとして最も適切なものはどれか。 ア 悪貨が、良貨を駆逐すること。イ 事故を起こしそうなドライバーほど、自動車保険に加入する傾向が強いこと。ウ 大量の資金を借りながら採算を…

経済学・経済政策【平成17年度 第12問】

【平成17年度 第12問】逆選択とモラルハザードについて、最も適切なものはどれか。 ア 逆選択は契約後に発生し、モラルハザードは契約の前に発生する。イ 逆選択は契約の前に発生し、モラルハザードは契約後に発生する。ウ 逆選択もモラルハザードも契約後に…

経済学・経済政策【平成21年度 第19問】

【平成21年度 第19問】企業は、ある研究開発プロジェクトに関し、本格的な投資の意思決定の時期を遅らせ、プロジェクトの進捗状況などの不確実性が軽減された段階で、意思決定を行うケースがある。このケースでは、行おうとしていた投資のリターンが予想され…

経済学・経済政策【平成20年度 第13問】

【平成20年度 第13問】経営者は、将来の経営に影響を与える要素に関する全ての情報がそろっている中で意思決定を行うことはほとんどない。次の文章の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 過去のデータなどを用いて将来起…

経済学・経済政策【平成26年度 第23問】

【平成26年度 第23問】下図は、あるリスク回避的な個人における資産額と効用水準の関係を示したものである。下図で、50%の確率で高い資産Bとなり、50%の確率で低い資産Aとなるような不確実な状況を「状況R」と呼ぶことにする。また、AとBのちょうど中間の…

経済学・経済政策【平成21年度 第18問】

【平成21年度 第18問】リスク選好度に関する下記の設問に答えよ。 (設問1)下図の曲線は、ある消費者の所得と効用水準の関係を表したものである。この消費者のリスク選好度とリスクプレミアムに関し、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。…

経済学・経済政策【平成17年度 第15問】

【平成17年度 第15問】ある企業が考えている施策がある。その施策にかかるコストは100万円である。売上収入とそれぞれの起こりうる確率は下表のように予想されている。下記の解答群の中から最も適切なものを選べ。 売 上 収 入 起こりうる確率 (単位:万円…

経済学・経済政策【平成26年度 第14問】

【平成26年度 第14問】下図には、ある財市場における生産者の供給曲線と消費者の需要曲線が描かれている。ただし、当該財には税が課されており、課税前の需要曲線と、課税後の需要曲線とが示されている。この図に関する説明として最も適切なものを下記の解答…

経済学・経済政策【平成23年度 第13問】

【平成23年度 第13問】ラムゼイ・ルールによる効率的な課税に関する説明として最も適切なものはどれか。 ア ラムゼイ・ルールによる効率的な課税によれば、供給の価格弾力性に逆比例 するように税率を課すことが示唆される。イ ラムゼイ・ルールによる効率的…

経済学・経済政策【平成24年度 第22問】

【平成24年度 第22問】公共財に関する説明として、最も適切なものはどれか。 ア 公共財とは、少なくとも競合性を有する財である。イ 公共財とは、少なくとも非排除性を有する財である。ウ 公共財とは、政府のみが供給する権利のある財である。エ 公共財とは…

経済学・経済政策【平成20年度 第11問】

【平成20年度 第11問】医師不足・偏在、診療科の半紙など医療を取り巻く問題が多発している。病気になった人が、医療機関に行って受ける通常の医療サービスに関して、下記の設問に答えよ。 (設問1)この医療サービスの一般的な特徴として最も適切なものは…

経済学・経済政策【平成26年度 第20問】

【平成26年度 第20問】下図には、企業R が直面する競争的な財市場における私的限界費用曲線、社会的限界費用曲線が描かれている。社会的限界費用曲線と私的限界費用曲線との乖離は、企業Rの生産活動に負の外部性が伴うことを意味する。この負の外部性の負担…

経済学・経済政策【平成18年度 第17問】

【平成18年度 第17問】次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 地球温暖化の影響が懸念される中、環境税の導入の是非について議論されている。ここでは、生産量に応じて公害が発生する1つの財に注目する。その財の私的限界費用曲線と社会的限界費用曲線、…