吉田兼好は、かく語りき
先日、ある方からアドバイスをもらった。
それによると、
「過去問は新しい年度からやるのがよい」
とのこと。
かの吉田兼好も先達の言うことは言うとおりにするほうが良いと言っていたのでそれに従うことにした。
ってか、そもそも過去問を新しい年度から始めるのが良いということは知っていた。だがそれを鵜呑みにして“言われるがまま”に自分の勉強方法と反するやり方をしたことで一次試験敗退した経験があったのでまずは自分の納得いくやり方でと思ったのだ。
確かに古い順から解いていくと模範解答らしきものを探索するのに時間がかかる。また、その解答にいたるプロセスが大事なのに字面だけ「書けている」「書けていない」というジャッジだけをしていても意味はない。
それに二次試験まで残された時間は少ないのも事実だ。だから先達者の言うことは聞くべきだろう。
古い順に解きながら「早くふぞろいで確認したい」と思っていた。
そんな矢先、ある合格者の方からアドバイスを受けたのでさっそく新しい年度のものから解き始めるようにした。8/26のことだった。
確かに与件文にちりばめられているはずのヒントが少ないように見えるし、昔の過去問とは傾向が異なる感じもする。特に事例Ⅰなどは類推を駆使する設問が多いようにも思える。
「作問者の意図を当てるゲーム」だ分かっていても主催者はゲームの難易度を上げてくる。それにカンタンに解けるゲームは面白みがない。
ま、そうカンタンに解けるようになるわけがないよね。
と心の中ではそう理解しながら忸怩たる思いもある。人間が作問した問題なら人間が解くことができる。人間が考えたアルゴリズムなら解読できないものはない。
事例は実際の診断の手順なのだ、と言われても初学者にはイメージが沸かない。でも国が認める診断手順なのだからそれに乗ってみようではないか。
幸いにもふぞろい8と9が手元にある。
事例を解きながら、時間を割いてふぞろいを熟読。
8月は事例に慣れることができた。有効なアドバイス(そう思っている)ももらった。
だから9月はふぞろいを駆使した「復習」に時間を費やしてみよう。何か得られればそれに越したことはないし、何か手がかりが掴めるかもしれないからね。
そうそう、模試、どうしようかなぁ??