自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

第65話 運営管理⑳ 照明

だんだん楽しくなってきたでしょ?
こういうことを知ってしまうと店の狙いが分かるから、「やすやすと乗らねぇぜ」みたいな感覚になります。

今回は店舗の照明と色彩について。
ここはあまり出題がないところなんだけれど、忘れた頃に出題されるっつうところでもあるんだよね。
はっきり言うと「捨て論点」なんだろうけれど、そんなに難しくもない論点だからさくっと見てみましょうか。

照明の役割。
我々がよく目にする照明です。
店舗と商品を目立たせる役割。店舗や商品のイメージを演出する役割。顧客を誘導する役割。以上。

照明に関する基本的な用語。
基本的には覚えるだけです。

<光束> 単位:ルーメン:lm
 単位時間当たりの空間に光源から放射される光の量

<光度> 単位:カンデラ:cd
 光源からある方向へ向かう光の強さ

<照度> 単位:ルクス:lx
 光を受ける面の明るさ

<スチルブ> 単位:スチルブ:sb
 ある方向から見たものの輝きの強さ

このあたりは本当に散文的だよね。
次は照明方法。コレも散文的すぎるな。

<直接照明>
 光源からの光を対象物に直接当てる方法

<半直接照明>
 主に対象物に直接光を当てるが、透過性のあるカバーを通して非狩りが上にもれるため、ある程度まわりもあかるくなる。やわらかい雰囲気を作り出すことが出来る。

<半間接照明>
 半直接照明のバランスを逆にしたタイプ。照度は落ちるが、いっそうソフトな雰囲気となる。

<間接照明>
 光を通さないカバーに光源をいれ、壁や天井などに一旦反射させた光で照明する方法。照明効率は悪いが、高級感やソフトなイメージを演出するのに適している。

<全般拡散照明>
 全方位に光を拡散させる方法。広範囲をカバーすることが出来る。

なんだかえらく事務的だ。つまらん。
次は光源。
光源には人工光源と自然光源とがある。
人工光源の代表的なものは白熱灯、蛍光灯、LEDである。LEDは光源の寿命が長く発光効率もよいが、演色性は白熱灯よりも低い。
なお、演色性とは、ものの色の見え方を現す光源の性質を指す。色の見え方を数値化して評価できるようにした指標に平均演色評価数があり、単位はRa(アールエイ)が用いられる。演色性が最も高いのは白熱灯

色温度
色温度とは、物体や天体の可視域での放射の色から推定される温度のこと。色温度が低いほど赤みを帯びた光色になり、高くなるほど青みを帯びた光色になる。
色温度の単位は「ケルビン」を用い、「K」と表記する。

なお、店内の照度配分は、顧客を店内奥へと誘導するために店奥を明るくしたり、ショーウィンドウを重点的に明るくしたりする。

あとは色彩と色相環

こんなもんだなぁ。
ここはあまり深入りするところではないやね。