自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

財務会計【平成23年度 第15問】

【平成23年度 第15問】
C社は現在、普通社債の発行を検討している。この社債は額面100円に対するクーポンレート4%(1年後より年1回支払い)、償還期限5年である。C社ではこの社債の目標資本コストを6%にしたいと考えている。このときC社はこの社債をいくらで発行すべきか。最も適切な金額を下記の解答群から選べ。ただし、税金は考えず、小数点第1位以下は四捨五入するものとする。

  複利現価係数(6%、5年)   0.75
  年金現価係数(6%、5年)   4.21

 

〔解答群〕
ア 75円  イ 79円  ウ 80円  エ 92円

 

 

 

 

 

よくよく考えればこの問題はカンタンなんだけれど、難しく思えちゃうなぁ。
ポイントは1年に1回クーポンの支払いがあること。5年後に元金の償還があることだな。
毎期一定額のクーポンが付く場合には年金現価係数を使うし、償還のときに複利現価係数を使うんだった。

ってことは、額面100円でクーポンレート4%だから、クーポンは毎期4円。
よって、4×4.21+100×0.75=16.84+75=91.84
小数点第1位を四捨五入するから、92円。
したがって、エ が正解。

カンタンなんだよね、実は。