財務会計【平成22年度 第16問】
【平成22年度 第16問】
資金を2つの証券に分散して投資を行う場合、投資収益率のリスク低減効果が最大になるのはどれか。最も適切なものを選べ。
ア 2つの証券の投資収益率が完全に相関している場合
イ 2つの証券の投資収益率が完全に負相関している場合
ウ 2つの証券の投資収益率間に全く相関がない場合
エ 2つの証券の投資収益率間に弱い負相関がある場合
超基本問題じゃねん?
そういえば、本試験のときもこういう超基本問題を落としているんだ。だから超基本問題ほど心して取り掛からないといけないんだ。
分散投資する場合、もっともリスク低減効果が得られるのは、それぞれの証券の動きが反対方向に動くとき。つまり、完全に負相関している場合だ。
よって、イ が正解である。
なお、分散投資で取り除けるリスクは個別リスク(ユニークリスク)であり、完全に負相関する場合は共分散が負の場合です。