経済学・経済政策【平成20年度 第13問】
【平成20年度 第13問】
経営者は、将来の経営に影響を与える要素に関する全ての情報がそろっている中で意思決定を行うことはほとんどない。次の文章の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
過去のデータなどを用いて将来起こることの発生確率が予測されている場合
は( A )といい、何がどの程度の確率で起こるのかさえ予測出来ない場合
は( B )があるという。両者は経済学では明確に区別される。
〔解答群〕
ア A:コールオプション B:リスク
イ A:不確実性 B:コールオプション
ウ A:不確実性 B:リスク
エ A:リスク B:コールオプション
オ A:リスク B:不確実性
これは単なる用語の定義の問題ですね。いずれも聞いたことがあるような気のする用語です。
将来起こることの発生確率が予測されている場合は「リスク」といいます。
他方、確率もわからない、予測も出来ない場合は「不確実性」といいます。
まさか、コールオプションを選ぶことはないですね。
よって、正解は、オ である。