自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

財務会計【平成20年度 第11問】

【平成20年度 第11問】
 次の表において記号「↑」は指標の値の上昇を、「↓」は指標の値の低下をそれぞれ表している。各指標が良好になる場合の空欄A~Cに入る記号の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

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〔解答群〕
ア A:↑  B:↓  C:↑
イ A:↑  B:↓  C:↓
ウ A:↓  B:↑  C:↓
エ A:↓  B:↑  C:↑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設問要求を勘違いしないようにしましょう。各指標が良好になる場合、「↑」なのか「↓」なのかを問うていますからね。

総資本回転率は総資本に対して売上高がどうなのかっつう指標で、効率性を示す指標ですね。原則、回転率は高いほうが望ましいとされていますから、「↑」の記号になっているので値が上昇した、つまり高くなり望ましくなったことを意味しています。
売上債権回転期間はよく分かりません(笑)
当座比率は高いほうがよいですから、空欄Bには「↑」。
固定比率は低いほうがよいですから、空欄Cには「↓」です。
BおよびCが「↑」「↓」になっている組み合わせはウしかありません。

以上により、正解は、ウ である。

なお、売上債権回転期間とは、月数と日数で表すことができて売上債権の平均回収期間を表す、効率性判断のための指標です。
月数で表す場合、売上債権÷(売上高÷12)であり、
日数で表す場合、売上債権÷(売上高÷365)で計算します。