運営管理【平成26年度 第2問】
【平成26年度 第2問】
工場レイアウトの分析手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア アクティビティ間の相互の関係を近接性の観点から検討するために、
アクティビティ相互関係図表を用いる。
イ 職場や生産設備の近接性を職場や生産設備の向き(Direction)と関係強度
(Intensity)の観点から検討するために、DI分析を用いる。
ウ 複数の品種について流れの共通性を製品の品種と生産量の観点から検討する
ために、多品種工程図表を用いる。
エ レイアウトを作成するときに重点を置くべき製品の種類(Product)を流量
(Rate)の観点から検討するために、P-R分析を用いる。
これ、決め撃ちでアとしちゃいそうです。結果的にアが正解なんですがその他の肢の内容は聞いたことがありません。
イの「DI分析」は距離(Distance)と関係強度の観点から分析するものです。関係強度とは部門間を移動する物の流れの多さを示し、どの部門を近づけて配置すればよいかを把握するために用います。
ウは、品種と生産量の観点から検討するために用いるのは「P-Q分析」ですよね。
エの「P-R分析」は「何を(製品の種類)」「どのように(加工経路)」の観点から検討するために用いる手法です。
ゆえに、正解は、ア である。