経営法務【平成22年 第19問】
【平成22年 第19問】
業績が悪化した会社の再建のため、債権者がその債権を債務会社の株式に振り替えることがある。このような、会社に対する金銭債権を現物出資し株式を発行する手法を指す名称(略称)として最も適切なものはどれか。
ア ADR(Alternative Dispute Resolution)
イ DDS(Debt Debt Swap)
ウ DES(Debt Equity Swap)
エ DIP(Debtor In Possession)
んー、サービス問題だなぁ。( )内に正式名称が書かれているもの。
診断士試験の勉強をしている方ならおなじみの用語ですし。
アは「裁判外紛争解決手続き」のこと。
イは、既存の借入金の一部を、一般の債権よりも劣後する無担保借入金に変更すること。
ウは、債務を株式化すること。
エは、民事再生法等の再生手続きに入った企業に対する再建企業向けの融資のこと。DIPファイナンスとも呼ばれることがある。
よって、正解は、ウ。