運営管理【平成20年度 第19問】
【平成20年度 第19問】
外注管理に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 外注先の負荷状況は、外注先を選定するための重要な基準の1つである。
イ 外注したほうがコスト低減になっても、自社で生産可能な場合は必ず内作を利
用する。
ウ 外注品は、購入側企業の仕様が加えられた品物で、一般市販品と区別される。
エ 外注を利用する目的にには、経営上の危険分散、生産の平準化などがある。
早速選択肢をみてみましょう。
ア:外注させるにしてもやはりQCDはポイントですから、負荷状況を鑑み、納期や品質面で不安があるとまずいですからね。
イ:外注利用の目的にコスト低減がありますよね。自社で生産可能だとしても外注がコスト低減になるのなら外注すべきです。
ウ:外注品は相手先に仕様を提示して製造委託するものです。
エ:外注利用は自社への設備投資を控えたりして経営上のリスクを分散することができます。一方で技術の流出などに留意する必要はありますが。
以上により、正解は、イ である。