運営管理【平成17年度 第13問】
【平成17年度 第13問】
工程管理システムに関する次の記述のうち、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 常備品による管理方式では、計画に対する生産の進み遅れが明確になり、部品
の生産数量の過不足が防止される。
b 製番による管理方式では、不要不急な部品や製品を生産しないことから、見込
在庫は発生しない。
c 追番による管理方式は、完成品の生産数量を累積生産台数で管理する。
d MRPによる管理方式は、特定の製品に対して半組立品や部品を対応させて管
理する。
〔解答群〕
ア a と b イ a と c ウ b と c エ b と d オ c と d
常備品による管理方式とは、在庫補充型生産のことであり、計画に対する生産の進み遅れが明確になる管理方式ではないです。
製番による管理方式は製番管理方式のことで、部品から製品までに番号を付してその番号を管理することで進捗などを管理しようというものです。この方法によって余計な在庫を持つことがなくなりますね。
追番管理方式は生産量の予実管理を現場で行うものです。これにより進捗や仕掛品などの把握が可能になります。
MRPは資材所要量計画のことですが、なにも特定の製品と構成品に対応させるものではないです。
以上により、正解は、ウ である。