自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

運営管理【平成22年度 第9問】

【平成22年度 第9問】
 工程管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 追番管理方式では、製作番号が異なれば同じ部品であっても違った部品とし
 て管理される。
イ 常備品管理方式は、部品の調達リードタイムが長い場合に有効である。
ウ 生産座席予約システムでは、完成品や仕掛品の現品管理が容易である。
エ 製番管理方式は、受注見積りの時点で信頼できる納期を提示できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア:製作番号を付すのは製番管理方式ですね。
イ:常備品管理方式では、製品も部品も材料も常備品として常に一定量キープしておく管理方式です。なぜキープするかって? そりゃ、需要変動が大きかったり、調達リードタイムが長かったりする場合にそういった制約条件を吸収するために在庫しておくということです。
ウ:完成品や仕掛品の現品管理に向いているのは追番管理方式。生産の予算と実績が分かりますからね。
エ:受注見積り時点で信頼できる納期を提示できるのは生産座席予約方式ですね。受注時に、製造設備の使用日程、資材の使用予定などにオーダーを割り付け、顧客が要求する納期に生産する方式です。

以上により、正解は、イ である。