自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

運営管理【平成26年度 第11問】

【平成26年度 第11問】
 ある工場では、2つの生産設備を用いて2種類の製品A、Bが生産可能である。以下の表には、製品1単位を生産するのに必要な工数と製品1単位当たりの利益、および各設備において使用可能な工数が示されている。
 使用可能な工数の範囲内で製品A、Bを生産するとき、下記の解答群に示す生産量の組(Aの生産量、Bの生産量)のうち、総利益を最も高くする実行可能なものはどれか。

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〔解答群〕
ア (10 0)   イ (7 0)   ウ (0 5)   エ (6 2)

 

 

 

 

 

 

 

まずは利益額を出してみましょうか。
ア(10 0) → 利益(40 0) → 合計40
イ(7 0) → 利益(28 0) → 合計28
ウ(0 5) → 利益(0 30) → 合計30
エ(6 2) → 利益(24 12) → 合計36

利益の多い順から使用工数の条件に合致するものを探していきましょう。

ア(10 0) → 製品Aを10単位生産すると、設備1は20工数、設備2は40工数が必要です。設備2の工数がオーバーしていますから不適。
エ(6 2) → 製品Aを6単位生産すると、設備1は12工数、設備2は24工数。
製品Bを2単位生産すると、設備1は8工数、設備2は4工数必要です。
合計すると、設備1は20工数、設備2は28工数となり、利益額が大きくて工数の条件に合致しているからエが正解ですね。