ビジネス実務法務検定を受けてきた
正確に言うと、ビジネス実務法務検定試験は国家試験ではない。
東京商工会議所が主催する検定試験で簿記と同じ位置づけの検定試験だ。
受験したのは2級で、これは診断士試験の経営法務と親和性が高いと言われているが、なかなかどうして出題範囲は広い。
診断士の経営法務と異なる点は、
②診断士試験で言うと企業経営理論に近い労働法規関連が出題される
③細かい論点よりも判例やより実務に近い事例が出る
の3点だ。
さて、このビジ法2級を受験した理由は「法務の学習へのモチベーション維持」だ。いくら法学部出身の著者といえども診断士の経営法務は苦手なほうだ。
だから学習も経済や財務と比べれば後回しにしてしまう傾向があって、これじゃいかんということでビジ法の受験を決めた。
当初は
3級でもいいんじゃね?
と思ったけれど、3級じゃ履歴書に書けないし2級なら書けるし、
初めて受験するもんだからどうせだったら併願しようかとも思った。
併願だと一日中試験になるのとそんなに集中が続かないよなと考え、併願は止めて2級の受験を選択した。
試験に向けてはおおよそ2ヶ月の準備期間を費やした。
診断士とかぶる部分が多かったので新規にインプットする内容は少なく、その点は安堵した。
さて、結果は診断士の一次試験直前に判明するのだが、
あくまでも目的は診断士の法務で60点を死守することだからね。そのための知識の確認と補充という位置づけなので。
ちなみに合格すると、
『ビジネス法務エキスパート』
とかいう呼称を名乗ることができるらしい。
でも1級は不要だな。