財務会計はやはり簿記が分かったほうがよいように思うんだけれど
一年目、簿記のボの字を知るために「仕訳」の基本中の基本、つまり、
資産勘定、費用勘定は借方(右側)、
負債、収益、資本の各勘定は貸方(左側)
に放り込むということから理解を始めた。
それだけ、だったから
スピ問様を解いていても分かったような分からないような感覚に襲われていた。
だから「アカウンティング」はもやもや。
一方で「ファイナンス」についてはすっとアタマん中に落ちていった。
そんなこんなで受けた27年のTAC模試は
56点。
模試は本試験よりも難しく作ってあるし、まずまずイケているような気がするな
とか思っていた。
で、その本試験。その年度の財務会計はカンタンだった。
カンタンだったにも関わらず、
56点。
1マーク足りず。
がびーん。
実力のなさを痛感したものだ。
自分は知識は体系化して習得するべきものだと思っている。
診断士を目指したとき、7科目あるから効率よくやらなければならないと勘違いしてしまった。実はその考えは自分にとっては間違いだった。多少遠回りでもやるべきことをきちんとやらなければ自分はダメなんだと、一次敗退後に思った。
で、昨年秋から着手したのが日商簿記3級と2級の学習だ。
やはり会計なんだから簿記をやらなきゃダメっしょ、という軽い感じだった。
昨秋から始めて、本試験直前の現在までちまちま仕訳問題をやったり、会計規則を読んだり、精算表や試算表問題をやったりしている。
で、
28年の戦績。
LEC模試は68点。
TAC模試は64点。
直接的に簿記学習でやったことが役に立ったと実感できた、と思えるのは本試験が終わったときだろう。
ところで、簿記検定そのものは受けたことはない。
診断士が終わったら、その勢いで2級あたりを受けてみようと思う。
※なかなか工業簿記はオモロイと感じている(笑)