自らの弱みを明確に、強みで弱みを補強する
8月1回目の土日が終わった後から二次試験向けの学習を開始した。具体的には過去問を解き、模範解答らしきものと照合して違いを認識し、その違いがなぜ発生しているのかを分析するという学習だ。途中、二次試験向けのセミナーにも参加をしたわけだが、二次試験向けの学習を始めてから3週間が経過した。
ここまでの手ごたえを書き表すとしたら
このままでは合格できない
だ。その理由はこうだ。
解答の書き方を知らないから。
解答の書き方を知らないわけだから当然に盛り込むべき内容にも過不足が生じるわけでそれが現在の著者を困らせている。
例えば、こんな感じだ。
(設問)
X社は今後、どういった○○を採用すべきか。プロモーション戦略を踏まえて100字以内で述べよ。
とかいうような設問に対して、フツー、「どういう○○を採用すべき」かについて、プロモーション戦略を踏まえて解答すればいいだけだ。
ところが、この診断士試験の二次試験というヤツはどうも解答の仕方に決まった形があるようなのだ。診断士試験界では、それを「解答フレーム」と呼ぶらしい。このフレームに沿った解答をすることで「間違えない解答」が目指せるらしいが、こういうところが独学のデメリットなのだろう。
こういう“お作法”を知らない著者は、いくら解答しても模範解答に近づくはずもないわけ。だからおかしいなぁ、おかしいなぁとか考えているとどうもこういった解答フレームが世の中に蔓延しているらしいことを知った。
たとえば、先の例でいうと、解答フレームは、
「採用する戦略は○○戦略である。具体的には(誰)に、(何)を、(どのように)行うことで、××のような効果が期待できる。」
という感じ。
ぶっちゃけ、当てはめていけばいいわけ(笑)
もっとも一次試験終了後に入手した「全知全ノウ」にも書いてあるし、ふぞろいにも似たような記載がある。もう少し大々的に書いて欲しかったな(笑)
もちろん、3週間も二次試験対策をやってきたわけで、解答するための切り口などはアタマに入れていたつもりではあったが、ただ細かいところまでは知識が不足していたような気もする。
このように自分の出来ないところを分析して、次に活かすやり方は一次試験で学んだことだ。弱みは強みで補強する。弱みを理解した上で、強みを活かして勝つ。
以降、こういった知識をもアタマに叩きこんだ上で事例演習を行うようにした。
どうやら9月はそういう月になりそうだ。事例Ⅳもガンガン解きはじめたいところだがもう少しイケカコやりたい。