ホントにCF計算書が出るのだろうか?
少し、事例Ⅳのことをまじめに考えてみる。
巷では
・素点ベースで30~40点程度
・ゲタをはかして50~60点
との情報がある。それが正しいか正しくないかはともかく、かなり自分の感触とは異なる得点が開示されていることは事実らしい。
逆にいえば、事例Ⅳで点数を荒稼ぎするとかなり有利にもなるということを示唆しているわけだ。
「総得点の60%以上で、かつ1科目でも40%未満がないこと」という合格基準だから、
事例Ⅰ・・・50
事例Ⅱ・・・50
事例Ⅲ・・・50
事例Ⅳ・・・90
合 計・・・240
で、合格になるわけだ。
ま、現実的には
事例Ⅰ・・・55
事例Ⅱ・・・55
事例Ⅲ・・・55
事例Ⅳ・・・75
合 計・・・240
みたいな感じが望ましい。でも、事例Ⅳでそんなに稼げるのか? と疑問。
「やはり、満遍なく60前後が取れて」
というのがベターじゃないのか? と思う。
***
さて、その事例Ⅳ。
第1問で経営分析が出題。25~30点程度の配点があり、ここを取れるかどうかがターニングポイントになりそうだと思い、著者は第1問のタテ解きを実行しているわけだ。
それに、一次試験での成功体験があるからか、一次試験の財務会計にしても二次の事例Ⅳにしても対策すればするほど得点できる科目なのではないかと思っている。だから著者はイケカコを入手してそれを反復して解いている。解法を覚える、といったことの是非は置いといて、いくら事例Ⅳといえども全く歯が立たない問題ではないのだ。
幸いにも、
①イケカコ
②事例Ⅳの全知全ノウ
③ふぞろい
といったラインナップがあるので有効活用しながら事例Ⅳ対策を行っていこうと考えている。事例Ⅰ~Ⅲのベーシックな部分は習得済みだからやっとこ事例Ⅳに専念できる環境が整ったわけだ。
さらに事例Ⅳに対しての戦略としては、
①足きり回避戦略
②第1問および記述問題であわよくば60点戦略
③上記に加え、個別論点で「塵積も」戦略で60点超
といった考え方が成り立ちそうだがまずは足きり回避に全力を注がねばならない。
巷では
「CF計算書が出る」
とか噂になっているようだ。
税引前当期純利益 から始めて、
減価償却費
受取利息・受取配当金
支払利息
売上債権の増加額
棚卸資産の増加額
仕入債務の減少額
小計
受取利息・受取配当金の実際受け取り
支払利息の実際の支払い
法人税等の実際の支払い
営業キャッシュフロー
と判別できれば問題ないし。加えて、「売上債権、棚卸資産を適正に管理」といったCFの管理が問われたのが平成23年度だ。前回の出題が平成18年度だから18年度の問題を紐解いてみる必要がありそうだ。