自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

28年度の一次試験は総得点の59%が合格ラインです

先のエントリで運営管理について書いた。

実は著者は運営管理は得意なのだが、28年度の本試験では59点とずっこけた。幸いにも27年度で合格していたので苦手科目(法務や情報)を補填する意味合いで科目免除せずに受験したのだが、完全に裏目った形だ。

「運営はまぁまぁ得意だから」

という完全なうぬぼれが招いた結果だと思っている。

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確かに28年度の運営は難化したといえる。難化してもそれなりの点数(60点以上)が取れて「得意」といえるわけで、28年度の試験で科目合格できなかったのだから得意を返上すべきかもしれない。

 

診断士試験を目指す人は、さんざん言われているように財務会計を重要視する方が多いのだと思う。著者もそうだった。少し前のように、法務・情報・中小は暗記三兄弟で二次試験には関係が薄いから、という理由で手抜き(?)する受験生が多かったようだ。しかしながら、近年の試験では法務・情報が相当に難化しているため、科目合格はおろか足きりの危険性さえはらんでいる。中小は唯一得点源にできるかもしれないが、ここんところの法務と情報はキケンだ。

 

一方で、経済学は難易度の上下が激しいから受験生や受験校講師などは警戒する。財務会計はただでさえ得手不得手が激しい科目だし、企業経営理論はあの難解な日本語が敵だ。

で、運営は?

 

暗記科目に近かった運営が28年度本試験のように難化すると一次試験の合格率が低迷することは28年度の一次試験で分かるだろう。

診断士試験は科目間で難易度のバランスをとっているように見えるから、そういう意味でも科目免除せずに7科目の受験を目指すのがリスクのない受け方となるのだろう。

 

 

もう一回、一次試験を受けて突破する自信があるか、と問われたら即座に「ない」と答えるだろう。

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診断士試験はそれくらいに厳しい試験だ、と思っている。

反面、一回一次を突破した人は次に受けても突破できるといったジンクスもあるようだが、著者はにわかには信じられない。