二次試験対策に本腰を入れるときがきたかもしれない
昨年、二次筆記試験を終えた11月から完全な無気力状態になった。むろん仕事が多忙を極めたのも理由なのだが、完全に診断士試験中心の生活だったのが、激務が続き、その合間で受験した結果であったから燃え尽きた感が強かったのかもしれない。
二次筆記試験を7点差で落とした後、完全に落ち込んだ。精神的にも完全に堕ちるところまで堕ちた。
落ちたのは仕事のせいだ、と自責に考えることなど出来なかった。仕事がなければ合格できたのだと思った。だから仕事のせいでそのせいでやる気がなくなった、と。
何もつけてもやる気が出なかった12月。
落ち込んでいても仕方がないと考えることも出来なかった1月。
自分はやはり診断士になりたくて、自分が正しいと思うことを行うためには診断士がどうしても必要だと再認識した2月、学習を再開した。
二次筆記に落ちた原因は分かっていた。事例ⅠとⅣでずっこけたことだった。
もっと正確に言おう。
事例Ⅰ~Ⅲは80分という時間内に解ききったことさえなかったから、ぶっつけ本番で60台がとれるわけない。奇跡的に事例ⅡとⅢで60は超えたものの、事例Ⅰで思わぬ落とし穴に。
さらに事例Ⅳは「出来た」感が全くなかった。
事例Ⅳこそ最大の合格への近道である、とは知っていたのだけれど、四科目トータルで240取れればいいと都合よく考えていた。
そう、二次突破の秘訣はやはり事例Ⅳだ。
こう気づいたのが3月のことだ。
行く必要のない春セミナーに行った。むろんモチベーションを高めるため。そして毎日の通勤電車の中では事例Ⅰ~Ⅳの問題や構成、出題側の狙いなどを頭に叩き込んだ。帰りの電車、眠くても必死になって勉強した。
それが5月いっぱい続いた。
仕事が休みの時には趣味の家庭菜園的活動に専念し、リフレッシュを図った。
さて、6月だ。
そろそろ二次試験対策に本腰を入れる頃だ。
というようなことを考えていたら異動の知らせが。
勤務先が自宅から近いところになった(笑)
これで診断士二次に向けた外部環境が好転した。
これで毎朝、毎夕勉強時間を確保できる。このことは、デスクに向かい、アウトプットするだけの環境が作れることを意味する。約5ヶ月弱、根つめて勉強するにはちょうどいい期間かもしれない。
ずいぶんと事例Ⅳはやりこんだ。でももっともっとやる必要がある。
逆に言えば事例Ⅳしかアウトプットできていない。与件文、設問文から何を問うているか、さっとわかるくらいやりこむ必要がある。
昨年、一次試験を突破した要因は“強みの把握と強みを機会にぶつける”ことが出来たから。
二次試験とて同様。
強み(事例Ⅳ)を機会(二次筆記)にぶつけるのだ。
強みに出来るまで勉強を続けるのだ。
昨年、あと7点で涙をのんだ。
あと一息の7点なのか、手に届かない7点なのか。
他人よりも歩みが遅くたっていいのだ。
問題は診断士になってから何をするか、何をしていくかなのだから。合格した年など関係ないのだ。
さぁ、本腰を入れるときが来たのだ。