ただの意気込みですから、なんの意味もありません
6月になってかなり真剣に二次試験対策の学習を行っている。
かなり真剣に、というとそれじゃ前は不真面目だったのかといわれそうなものだ。
自分は試験直前にならないとエンジンがかからないといったタイプではないのでモチベーションさえ維持できれば勉強することに対する抵抗感はない。
3~5月は事例Ⅳをみっちりとやった。また5月からは事例Ⅰ~Ⅲに着手し、そもそも二次試験の基本中の基本からやり直している。昨年見につけたノウハウやスキルをリセットして今年、捲土重来を期すために二次試験と向き合うことに決めたのだ。
(ごくごく当たり前のことなんだけれど)
二次試験は事例企業のコンサルティング手順を学ぶものだと再認識できたのはつい最近のことだ。二次試験を“試験”だと思って解いていた。与件文を“ヒアリングした内容”と思わずに与件文だとして読んでいた。
そう、事例企業の社長さんと向き合っていなかったのだ。
恥ずかしいことだけれど、このことに気がついたのがホント、つい最近。
それに昨年まで「解答の一貫性」といったことが全く理解できなかったのだけれど、つい最近、その一貫性とかいうものが分かりかけてきた。
負け惜しみじゃないけれど、
昨年合格しなくて良かったのではあるまいか?
昨年、運よく合格してしまったら、本質を理解しないまま調子になっていたかもしれない。自分は要領のよくない人間だ。一次試験もそうだったけれど、不合格になって初めて大事なことに気がつく。
今になって思えば、一次試験を一回でパスしなくてよかった。そうでなければ経済学も簿記も理解しないままだったのだから。
二次試験も同じ。今、二次試験の与件文を読むのが楽しい。
むろん、勉強している目的は試験に合格するため、なんだけれど、それだけではない。今、コンサルティングの手法を学んでいるのだ。与件文に書かれているようなことを実際のヒアリングで聞くのだ。
診断士合格は手段。診断士資格を得てからが本番であり、自分のキャリアが開けてくるのだ。
***
最近はこのように思えてきてだいぶモチベーションもテンションも高くなってきた。勉強するのも苦ではない(最初から苦ではなかったけど)し、うまく表現出来ないけれど、二次試験に向き合うことで自然と道が啓けてくるように思える。
残り5ヶ月弱。
一気に走りぬけよう。