自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

二次試験、終わりましたな

中小企業診断士試験、二次筆記試験、終わりました。

自分は東京理科大葛飾キャンパスで受験しました。薬学部だったかな、かなり小ぎれいなキャンパスで、机も椅子もそれなりに心地よく安心して受験することができました。

 

下見も行きましたよ。前の週に。JR金町駅から10分弱歩いたでしょうか。

道中のコンビニやカフェの場所も確認しました。どうせ当日は朝から混むだろうなと予測していましたが、案の定、試験日当日、朝8:00時点でかなりの席が埋まっていたことを確認しました。

もともと寄るつもりはなかったのですが、二次試験ともなると受験生の気合が違いますからね、朝から熱気ムンムンといった感じでした。

 

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当の試験の出来はどうだったか?

 

最近の傾向からして、過去問は最強の教材ではあるけれど、過去問と似たような問題の出題はないだろうなと思っていたので直前1ヶ月は過去問での演習は1回転だけに留めておきました。

今回、MMCの通信講座を受講していたので事例4だけは今まで受けてきた演習問題を完璧にしつつ、事例1〜3における金型をしっかりと身に付けるようにしました。

ただ、一方で、金型はフレームとしては有用だけれど、MMCの解答要素は最近の出題傾向に合わないような気がしていて、そこは一部改良しながら独自で学習を進めてきました。

 

こういった学習を踏まえ、本番に臨んだのですが、感覚的な出来具合は以下の通りです。

 

【事例1】

出題の趣旨を逆読みして、レイヤーを意識しました。戦略論なのか組織論なのか?

事例1は戦略論または組織論しか出ないので、その切り分けを重視し、戦略論なら企業戦略なのか成長戦略なのか機能戦略なのかを見極めて回答してきました。

タイムマネジメントもできたし、必要な回答要素は盛り込めたという感触を得ました。2年前のような大外しはないと思います。

 

【事例2】

昨年簡単な事例2で大外ししたトラウマがありました。正直、一番不安な科目だったです。なぜか昨年の問題が解けなかった。49点しか取れなかったのです。顧客生涯価値が解けなかったんですよね、なぜか。

だから、今回は「ダナドコ」フレームを意識して回答しようと最初から決めていました。

結果、時間内に解けたし、大外しした設問もなかったので無事に終えることができたという感触を得ました。

 

【事例3】

もともとメーカー出身者なので事例3への抵抗感はありません。マネジメントレイヤーと4Mレイヤーの切り分けも完璧だったし、第5問の「今後の成長」も予測通りの出題だったのでそれなりの回答をしてきました。

 

【事例4】

正直、与件文が何を言っているのか理解しかねる部分がありました。経営分析の問題は与件文中のヒントが薄く、それでもMMCの特訓の成果か、3つとも予想回答通りでした。全問で解答用紙を埋められたので足切りはないでしょう。

感覚的には難しかったし、周囲の評価も難しいとのこと。得点調整が入るだろうし、自分の感覚以上に点数が上方修正されるような気がします。

 

 

総じて、失敗した科目はない。とはいえ、合否は別問題。だって相対評価の試験だから。

 

でもね、

 

初めて受験した2年前。慶応の三田キャンでは、80分で解くのに必死だった。事例4のCF計算書が書けずダメだった。

昨年。台風の豪雨の中、失意の中帰宅した。事例2でやらかした。それが全てだった。

で、今年。今年はやらかした感覚はない。結果はどうなるかはわからないけれど、過去2年とは異なった感覚を持っている。

 

 

 

あ、再現答案作ってないなー。

 

メモがしっかり残っているからぼちぼち書いておきましょうかね(笑)