今週末、いよいよ発表だ
ご無沙汰しております。
今週末、いよいよ発表ですね。
どうなるのでしょうか? なんだか期待するのがバカらしくて最近は意図的に忘れようとしている自分がいます。
いかんせん、2年連続で不合格になっているため、合格するイメージが沸かないのですから。
H28はワケ分からぬまま試験を迎え、ビギナーズラックで点数が取れたものの不合格。だって80分で解いたことすらなかったのにいきなり本番を迎えるのだから合格しようもない。それに出る出る言われていたCF計算書を間違えるくらいだから合格するわけがない。ひょっとしたら、という淡い期待もあったが見事撃沈。
昨年、H29は台風が来ていたっけ。
事例2で事故ったんだっけ。これでパニクって、そのまま事例4まで引きずり、精神的に負けモードにあった年でした。
試験終了後の電車の中で、「またやり直しか」と思ったものです。
この年は一次試験を免除させてまで二次に賭けていたので昨年よりは可能性があるかも、なんて思ったものだ。しかし、「ヤバい感」が上回り、結果はダメ。
H30はどうか。
もちろん手応えなんかない。
時間がたてばたつほど手応えというものを無くしていく。
合格、という成功体験がないから合格イメージすらわからない。
だから期待もしていない。期待すると失望が生じるだけだもの。
でも、H30が一番全力を尽くした感がある。合格するかどうかは別問題だ。失敗した感じもないし、むしろ最後の最後まで粘って点数を奪いにいったのだから。
再現答案、作っていません。
今更作る気もない。
口述試験?
いや、そんなのは12/7になって考えるさ。
診断士試験ってかなり残酷な試験だと思うのですが
先日、細君から、
「ねぇ、こないだの試験(著者注;二次試験のこと)が受かったら次はいつ何があるの」
と訊かれた。
だから丁寧に、次は二次筆記試験の発表の1週間後くらいに二次口述試験があって二次試験の最終的な合格発表は12月25日だよ、と答えた。二次筆記の発表は12月7日、二次口述試験は12月16日、だ。
細君「じゃ、次は12月の半ばくらいなのね」
世帯主「受かっていたらね」
細君「あら、随分弱気じゃないの?」
世帯主「そりゃそうさ。過去2回も落ちているからね」
細君「今年も落ちたら来年また受けるの?」
世帯主「まだ考えたくもないやね」
言われえてみれば診断士試験は残酷な試験だ。
二次試験がダメならまた1年間やり直しだし、場合によっては一次試験からやり直す必要もある。今年の著者がそうだ。
診断士試験だけでなく、多くの難関国家資格試験は膨大な勉強時間を必要とする。ここで諦めてしまっては今まで費やしてきた労力と時間とお金が埋没費用になる。
世帯主「ま、今年で決めたいと思っているのだけれどね」
細君「そうね」
夫婦の会話など、このように散文的極まりないものだ。
二次試験振り返り(事例4)
振り返りも最後です。事例4です。
事例4はかなり対策してきました。もともと苦手だと思っていて、学習を続けるうちに得意になってきた科目です。
今年は一次試験から受けることになったので、一次試験終了後、8月いっぱいはずっと事例4対策を継続してきました。MMCの演習問題をやり込んでいました。
MMCの問題では、
①CF計算書
②CFの算出
③デシジョンツリー
に力点が置かれていたようで、似たような問題を何回もこなしました。出題予想していたのかもしれません。
※結果的には出題されなかったですけどね。
***
このように事例4対策はかなりの部分をMMCの教材に依存。過去問は見返しただけ。なぜなら同じ問題は出ないと判断したからです。連結会計なんかも無視したし。
重要視したのは、
①経営分析の記述問題。特に最近の傾向で少ない字数で端的に書くフレーズの習得
②CF算出の手順。特に投資CFとの関連
③固変分解と感度分析の計算の正確性
の3点でした。
事例4は難易度が上がれば得点調整が入るだろうし、もともと事例4だけ突出して高得点にさせないという意図が見え見えだから(おそらく28年度の教訓なんだろうけれど)、解答用紙に白紙を作らないという方針で臨みました。
『企業診断』の付録も解きました。やはり新しい論点が出る予測があったのか今までの過去問では取り上げられていない論点が数多くありました。そういう意味では本番も、出題傾向の違いがあっても、うろたえることなく問題に向き合うことができました。
実際に、今回の事例4ですが、感覚的には(素点で)50点取れればいいかなという感じです。
なんだか年々設問の解釈が難しくなっているような気がします。明確に何を求めればよいかわからない書き方をあえてしているような気がしてならないのです。つまり初めから複数の解答を想定しているかのような問題文の書き方をしているのです。少なくとも自分にはそう思えました。
「対策の意味ないじゃん」
とも思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもね、仕方ないんですよ。これって国家試験だからすべては出題側が自由に決められるのですから。
二次試験振り返り(事例3)
今年の事例3は電子部品メーカーが取り上げられていました。
周囲と連携しながら新技術を蓄え、勝負に出る、みたいな話。
結果的には想定の範囲の出題傾向で全5問で560字でした。
第1問はSWOT分析。
第2問は4Mレイヤー。
第3問はマネジメントレイヤー。
第4問は情報問題。オペレーションレイヤー。
第5問は戦略系で、今後の成長戦略。戦略レイヤー。
***
過去問は過去5年分を1回転。レイヤーの確認だけ。
留意したのは、「C社社長の思いに対し、機会に乗じて、C社の強みをぶつけて差別化を図る」という解答の方向性をブレさせないように心がけたことです。
また、解答フレームについては、「(外部環境が)〜だから、(内部環境が)〜という理由で、(内部の改善)することで、(効果)〜なった」という部分まで書いていこうとしたことです。
『企業診断』の付録の演習問題は意外と役に立ったと思っています。事例3はひねりようがないので、ある意味では王道の出題がなされます。今年は久しぶりに情報問題が出て、付録の問題にもかなり収録がありました。それがよかったのかもしれません。
ちなみに今年は第2問と第3問の切り分けがポイントだったのかもしれません。製造業にイメージのない方は難しく思えるのでしょうね。
4Mとは、人・機械・資材・方法の英語の頭文字をとったもの。生産性の改善を図るための切り口として、この4Mを使うのです。生産性改善が目的ですから、どうしても作業レベルのレイヤーになる。人(Man)の動きに改善点はないか、機械(Machine) の配置や機械の故障等不具合はないか、資材(Material)の納入タイミングや在庫状態に問題はないか、方法(Method)ややり方に問題はないか、を検討するのですね。
だから第2問は与件文中の実作業レベルの記述を根拠に回答していけばよいわけです。
第3問は生産計画上の問題点を問うていますからマネジメントレイヤーです。マネジメントレイヤーはQCDの改善がテーマです。だから先ほどの4Mよりは一段上のイメージを持つのがいいでしょうね。
自分はたまたま製造メーカーの出身だということもあり、事例3に一日の長があるだけ、と思いながら対策を行いました。
今年は最終問題の第5問の成果で合否が決まるだろうとも言われています。合否じゃなくて、A評価とB評価の差、かもしれません。
第5問は、C社の強みを生かして、周囲の企業と連携して、技術を磨き、新市場に打って出て、さらなる差別化を図るって書けばいいんですね。
二次試験振り返り(事例2)
今年は老舗旅館が取り上げられていました。
出題は4問。字数は450字。少ない、と思いました。
昨年は事例2で失敗してしまったのでかなりナーバスになっていたことを覚えています。もう失敗はすまい。大外し、しなければ合格できる試験なのだ、と言い聞かせながら本番に臨みました。
***
試験対策にあたり、意識したのは「盛り込み過ぎない」ということでした。何でもかんでも書かない、詰め込み過ぎない、ことを意識しました。
加えて、解答フレームとしては、「ダナドコ」を意識するようにしました。極論を言えば、常にダナドコで解答するくらいな意識です。
ダナドコ、とは、「誰に」「何を」「どのように」➕「効果」の頭文字をとったものです。とある方、の受け売りです。ターゲット➕4P、です。
試験対策は、ここから逆算でやるべきことを設定しました。
ダナドコ、を踏まえ、
「誰に」が解答要素になるなら、与件文中で「誰」をマークすべきで、それは顧客、競合、新たな顧客、協力者、な訳です。
「何を」は製品・商品に相当する部分で、当該事例企業の製品や商品です。また実は、それが強みになっていたりもします。
「どのように」はプロモーションに相当します。販促ですね。これは与件文中にある成功事例を横展開すればいいと解釈しました。
「効果」は、そもそも事例2のテーマは売上増加です。だから売上増加を2軸で捉え、販売単価を向上させて売上増加を図るのか、来店回数や個数、頻度を増やして売上向上を図るのかまでを記述するように心がけました。
結果的に、事例2は無事に終えることができました。
2年前の事例2はA評価だった。でも、昨年はC評価。大外しするとこうなってしまうという反面教師になったと思います、自分でも。
過去問は平成25〜29年度の5年分を1回転。それしか解いていません。だから、3回目の二次試験、だからですって。
ダナドコフレームを意識して手書きで回答しただけです。
『企業診断』の付録問題は解きました。変な癖のある問題が多かったですがね。
総じて事例2は大きく変容しようのない科目なのかもしれません。テーマが売上増加だし、制約条件をなくすと無数に解答が書けるからです。だから、ダナドコに制約をつけて解答させる問題が、今後も続くのではないでしょうかね。
え? 難化しないのかって?
そりゃ、いつかの、
「コーズ・リレーテッド・マーケティング」
みたいな問題を出せば、点数は下がるだろうけれど。
二次試験振り返り(事例1)
実は、試験日当日、自分の席は一番前だったのですが、右隣に座っていた男性の貧乏ゆすりが激しくて周囲はかなりイライラしていました。
さらに左隣の男性は筆圧がすごくて「ガー」「ガー」と意図的なのかってくらい音をたてていました。
二次試験は心理戦、になったのかと思いましたね。
でも、自分はそれらに負けない集中力という強みを持っていました。周囲の脅威には目もくれず320分戦えたと思います。
***
さて、事例1を振り返りましょう。
3回目の二次試験を迎えるにあたり、こう考えを改めるようにしました。
そもそも二次試験は聞かれたことに答えるだけだ、と。変に解答要素を詰め込んだり不自然な日本語にしたり金型にはめ込む必要もないんだ、と。
だから聞かれていることは何だろう、ということに意を注ぐようにしました。それがレイヤーの考え方。TBCの考え方に近いのかもしれませんね。
そのレイヤーの考えをもとに、過去問は、平成20年度〜29年度の10年分を1回転させました。1回転だけなのは、二次試験を3回も受けているからです(泣)
加えて『企業診断』という月刊誌に付いている演習問題を解いていました。丸々2年分あったので新作問題を解いているような感じで新鮮でした。ただ、作問している資格予備校の色が出やすい感じがあったのでナレッジとして吸収しようと思って解いていました。
さて、レイヤーのという解答要素の階層の考え方ですが、自分が想定した階層は以下の通りです。
大項目として、①戦略論 ②組織論
中項目として、①戦略論 に紐付いて、 -1. 環境分析 -2. 事業展開・事業構造 の2つ。
②組織論 に紐付いて、 -1. 組織文化・組織学習 -2. 組織行動 -3. 人的資源管理の3つ。
小項目は、それぞれをさらに細分化した形で解答要素を紐付けて行きました。
試験対策としては、過去の出題からどの階層の出題になっているのかを分析し、求められている解答要素を割り出していきました。
これらの作業は、自分にとっては有益でした。
「何を言わせたい(書かせたい)」かを逆算して考えられるようになったからです。当然にそれが全て正しいかは分かりませんが、少なくとも盛り込むべき回答要素を大外ししないようになりました。
そうそう、「ふぞろい」は購入したのですが、実は1回も読まなかったですね。必要なかった、というのが正しいかもしれません。
※何せ3回目だから
***
事例1は、外部環境、内部環境の変化があり、経営者の考える経営ビジョンの達成がむずかしくなってきた。組織は戦略によって決まるものだから、経営ビジョン達成のために組織的・人事的に改善することで経営ビジョンを達成したい。また、その経営ビジョンって、つまり戦略なんだけれど、経営資源やノウハウを活用することで達成されるのか、もっとシナジーが必要なのか、他者のノウハウが必要だからそれを内部化するのか、自社のノンコアを外部化するのか、コアを多重利用するのか、を見極めた上で組織的・人事的改善を提案するというのが事例1。
実は、たったそれだけのことなんだよね。
・・・ということに気づくのに3年もかかってしまったという話。
やれやれ、なんて自分は物分かりが悪いのだろう。
二次試験、終わりましたな
中小企業診断士試験、二次筆記試験、終わりました。
自分は東京理科大の葛飾キャンパスで受験しました。薬学部だったかな、かなり小ぎれいなキャンパスで、机も椅子もそれなりに心地よく安心して受験することができました。
下見も行きましたよ。前の週に。JR金町駅から10分弱歩いたでしょうか。
道中のコンビニやカフェの場所も確認しました。どうせ当日は朝から混むだろうなと予測していましたが、案の定、試験日当日、朝8:00時点でかなりの席が埋まっていたことを確認しました。
もともと寄るつもりはなかったのですが、二次試験ともなると受験生の気合が違いますからね、朝から熱気ムンムンといった感じでした。
***
当の試験の出来はどうだったか?
最近の傾向からして、過去問は最強の教材ではあるけれど、過去問と似たような問題の出題はないだろうなと思っていたので直前1ヶ月は過去問での演習は1回転だけに留めておきました。
今回、MMCの通信講座を受講していたので事例4だけは今まで受けてきた演習問題を完璧にしつつ、事例1〜3における金型をしっかりと身に付けるようにしました。
ただ、一方で、金型はフレームとしては有用だけれど、MMCの解答要素は最近の出題傾向に合わないような気がしていて、そこは一部改良しながら独自で学習を進めてきました。
こういった学習を踏まえ、本番に臨んだのですが、感覚的な出来具合は以下の通りです。
【事例1】
出題の趣旨を逆読みして、レイヤーを意識しました。戦略論なのか組織論なのか?
事例1は戦略論または組織論しか出ないので、その切り分けを重視し、戦略論なら企業戦略なのか成長戦略なのか機能戦略なのかを見極めて回答してきました。
タイムマネジメントもできたし、必要な回答要素は盛り込めたという感触を得ました。2年前のような大外しはないと思います。
【事例2】
昨年簡単な事例2で大外ししたトラウマがありました。正直、一番不安な科目だったです。なぜか昨年の問題が解けなかった。49点しか取れなかったのです。顧客生涯価値が解けなかったんですよね、なぜか。
だから、今回は「ダナドコ」フレームを意識して回答しようと最初から決めていました。
結果、時間内に解けたし、大外しした設問もなかったので無事に終えることができたという感触を得ました。
【事例3】
もともとメーカー出身者なので事例3への抵抗感はありません。マネジメントレイヤーと4Mレイヤーの切り分けも完璧だったし、第5問の「今後の成長」も予測通りの出題だったのでそれなりの回答をしてきました。
【事例4】
正直、与件文が何を言っているのか理解しかねる部分がありました。経営分析の問題は与件文中のヒントが薄く、それでもMMCの特訓の成果か、3つとも予想回答通りでした。全問で解答用紙を埋められたので足切りはないでしょう。
感覚的には難しかったし、周囲の評価も難しいとのこと。得点調整が入るだろうし、自分の感覚以上に点数が上方修正されるような気がします。
総じて、失敗した科目はない。とはいえ、合否は別問題。だって相対評価の試験だから。
でもね、
初めて受験した2年前。慶応の三田キャンでは、80分で解くのに必死だった。事例4のCF計算書が書けずダメだった。
昨年。台風の豪雨の中、失意の中帰宅した。事例2でやらかした。それが全てだった。
で、今年。今年はやらかした感覚はない。結果はどうなるかはわからないけれど、過去2年とは異なった感覚を持っている。
あ、再現答案作ってないなー。
メモがしっかり残っているからぼちぼち書いておきましょうかね(笑)
今年も加算だってさ
本日は一次試験の合格発表日。
さっき確認したら合格発表について出てたけれど、予想通り、経営法務で8点の加算があった。
8点?
すご。8点だって。
この8点によって救われる受験生は多いと思うし、仮に一次突破しなくとも科目合格に達した受験生もいると思われる。
平成28年度には満点の59%という弾力化が行われたが、今回は8点の加算。
やはり試験作成は難しいよね、二次試験の受験者を5,000人程度に調整する必要があるからなおさら、ね。
合格発表を確認しようとしたら自分の受験番号を忘れた。
ほんと、何番だっけかな?
***
二次試験対策は順調に進捗している。
もっぱら事例Ⅳ対策ばかりやっているが、9月に入ってから事例Ⅰ~Ⅲの対策も再開した。
今年の夏セミナー
おかげさまで二次試験に進めることが分かった。
二次試験対策の方針はMMCに心中と決めている。だから夏セミナーに行くつもりはない。もっともふぞろい最新版は買ってあるし企業診断という雑誌だって毎回読んでいる。MMCの対策は春頃から始まっているし、途中一次試験対策で中断したけれどここからリスタートしなければならない。
過去2回、二次試験に敗退した理由をじっくりと自分に向き合って考えた結果、資格予備校に頼ることに決めた。
独学で合格する人も多いけれど、自分にはその力がないことを悟った。だから大金を叩いて予備校に頼ることに決めたのだ。
したがって、毎年参加していた受験支援団体のセミナーには行かないことを決めている。自分に必要なのは情報を仕入れることではなく、問題を読んだときにどの階層で答えを書くべきかどうかを判断することだからだ。
しばらく二次試験対策に向けたダッシュを繰り返す。
二日目のこと
微妙な感覚で、胸がモヤモヤしたまま迎えた二日目。奇問は法務だと思っている。だって苦手だもの。でも、こんなにとれないとは思わなかったのが正直なところだ。
LEC模試もTAC模試もそこそこの点数がとれていたので60には届かないまでも56とか52くらいかなと思っていた。
でも、そんな思いは儚く、夏のセミみたいだった(笑)
法務。出だしはよかった。さくさく答えを導いていった。
ところが、途中、悩みだした。
同一日出願でくじ引きって商標だったよなぁ。あれ、でも他の選択肢に答えがなさそうだ。あれ、商標じゃなくて意匠法だったか? たしか同一日出願で協議不成立でダメなのは特許と意匠だったよな? 実用新案は同一日出願は登録出来ないもん。でも残りの肢に正解が見えない。
こっから歯車が狂いだしたように感じた。
結果。40点。自己採点中手が震えた。やっぱ法務はダメだ。法学部卒なのに。
情報。結果68点。
正直、あまり勉強しなかった。足きりさえ気をつけて48~56くらいで踏みとどまろうと考えていたからだ。費用対効果、ね。だから問題に向き合ったときに「今年は易化したのか」と思うくらい簡単だった。勉強不足だから68なのね。仕方ない。
中小。結果73点。二日目の科目で最も力を入れて対策を行ったのが中小だ。
政策の部分は『ほらっちチャンネル』を中心に暗記。白書の部分はTACの問題集や模試を中心に対策を行った。直前、白書のコピーを眺めたりはしたが気休めだった。
ところが試験開始と同時に焦りだした。
「覚えたものが出ていない。ってか、皆知らない」
焦りながらもうんうん唸っていると試験開始後40分くらいから途中退出する人が増えだした。13:30~15:00までの試験時間で14:05くらいに解き終わったけれど、ここからが勝負。覚えてきた知識をフル活用して問題に向き合った。結果として15:00まで粘った結果73点取れたのだと思う。
二日目科目は中小のおかげで平均60を超えることができた。情報の易化と中小の踏ん張りという他責要因と自己努力が要因なんだな。
帰途、終わった安堵感だけで帰ってきた。その日ビールを飲んだ。うまかった。
昼休みに書いてみた。眠かったから
当ブログ管理人の周囲に診断士試験を受験したという人はいない。少なくとも勤務先の人間で受験したというハナシは一切聞かない。存在すら知っているのか怪しいと思う。
いろんなブログやツイッターか何かで
「法務が難しかった」
「財務が難しかった」
といった声が聞かれる。
そろそろTACのデータリサーチの一次集計の発表がある頃だ。
ちなみにデータリサーチでは
まだ2,000人足らずだけれど、法務が41点台で難しかったことが分かる。41点くらいだとひょっとしたら法務のかさ上げがあるかもしれない。
また財務は48.4点とここのところでもっとも低い結果になっているけれど救済措置はないだろう。
経済は肌感覚どおりの平均だし(来年度は難化しそう)、
企業経営理論はこんなもんだろうし、
運営管理はここ数年の難化傾向が少し緩んだ感じ。でも61.0って少し高すぎる気がする。
情報は易化させすぎた、と試験委員は思っているかも。
中小も結果的には易しかったといえそうだ。
ちなみに昨年の一次速報では、
経済は昨年並み。
財務は17点ほど難化。
企業はやや難化。
運営は10点ほど易化。
法務は8点難化。
情報は昨年並み。
中小は6点ほどの易化。
ってか、法務は根本的に出題がおかしいのでは、と思わせるような結果が続いている。28年度から難化傾向が続いており、31年度は易化するかもしれないな。
一日目のこと
実は2次試験は3回目の挑戦になりますが、過去2回はいずれも独学でのチャレンジでした。某受験生支援団体の支援を得ながらやってきましたが、自分の力の限界を感じました。だから今回はMMCに頼っています。
一次試験対策をやりながらのMMCでしたからまだまだ身についていないことも多いですね。これからみっちりやっていきます。
***
さて、一次試験一日目の備忘録。
経済。難しいという印象でした。
最初の統計問題、連続で間違えました。自己採点しているとき、焦りました。ただ直前まで眺めていたファイナルペーパー(以下、「FP」)には27年度試験でやられたラスパイレス、パーシェの計算方法を載せていたので本番で出てくれたことには心の中でガッツポーズしました。あと他にもFPに乗せていたものが出てくれたのがキセキでした。ただ本番中はまったく出来た、という感触が得られず、しかも時間配分をミスる始末。これじゃ、27年度の二の舞じゃないかと思った。結果76点でしたが、やはり石川の経済は偉大ですね。これに限ります。
財務。結構自信もって臨んだけれど・・・(泣)
財務会計は難しくしようとすると会計規則を出題してきます。だから今回は難しくしようとしたのかなぁと思った。とはいえ、自分が60しか取れないなんて思いもしなかった。受験された方、どうお感じになってでしょうか?
企業。第7問~第16問までで3問しか取れていないからダメなんだよ。結果56点。これもFPでチェックしたものが出てくれたけれど、おかげでその問題は取れた気がします。
運営。結果67点。結構取れました。
途中、統計の問題が立て続けに出たときには「嫌がらせか」と思いました。心折れずに取れる問題を確実に押さえていったのが奏功したのでしょう。相変わらず計算問題というかパスルみたいな問題も出てきて予想通りだなとは思ったけれど、対策しようがないのでね。問題見て苦笑いしました。解き終わったときには足きりの気配を感じていました。それほどヤバかったですね。
備忘録は続く。
1次試験が終わりましたね
暑い中、2日間に及ぶ戦いが終わりました。
ご無沙汰しております。3回目の一次試験を受けてきました。
先ほど自己採点を終えました。しかも勤務中、こそこそ採点しておりましたが手が震えました。自信がなかったからです。
当ブログ管理人は立教大学で受験しました。
当ブログ管理人が着席した会場は30%近くの欠席者がありました。
「え? ガラガラじゃないか」
と思いましたもの。
※受験料もったいないなぁー
***
大学の正門付近にはTACだのLECだのいろんな方々がいました。
そんな方々を華麗にスルーしつつ、教室に入り、一心不乱に直前対策をしたつもりでした。いわゆるファイナルペーパー(以下、「FP」と略す)というやつを頭に叩き込んでいたのです。今年から試験開始時間が早くなりましたが入場できる時間も早くなりましたからね、問題用紙等が配布になるまでFPをがっつりと眺めていました。
ちなみに私の座席の前に着席していた人は香川県の人でした。転勤か何かでこっちにいるのでしょうか。
会場内はエアコンが効いて寒かったですね。
さすがに3回目の一次試験ともなると精神的には余裕かましていられますが、それと試験の出来具合はまったく別問題です。結構不安でした。
今朝、問題用紙に書き込んだ答えを転記し、10:00からの正解発表に備えました。
以下、各科目試験後の感想。
経済→ヤバっ。出来た気がしない。
財務→ま、60は下回らないな。
企業→あわよくば60乗ったかなぁ
運営→さっぱり分からん。
法務→手ごたえが全くないわ。
情報→易化したのか?
中小→覚えたことが出てない! 特に白書。
とまぁ、こんな感じだったので自己採点するのが不安で仕方がありませんでした。
結果はこうでした。
経済76 財務60 企業56 運営67 法務40 情報68 中小73 計440
無事に2次に進めます。
でも、財務の60が情けない。法務の40もね。
今月末にはTAC模試
ご無沙汰しております。
一次試験に向けた対策を一心不乱に行っています。
受験そのものは三回目だから、何をどうすればいいのかは分かっているつもり。理解が必要な科目は理解を怠りなく。暗記が必要な科目は暗記を必死に。
毎日、毎日、出勤前・出勤中、帰宅後、土曜日も日曜日も関係なくデスクに向って一次試験対策。
土日には一次試験対策のペースを落として二次試験対策。
最近はずっとこんな生活。喰う・寝る、以外は勉強しているって感じ。
だって、一次で詰むの、イヤだもの。
GWにLEC模試を受験。
結果はそこそこよかったし、科目によっては順位が一桁のもあった。
今年のLEC模試は情報が難しかったなぁ。
今月末にはTAC模試。
相性の悪いTAC模試で、どれだけ点数を稼げるかが試金石になるだろうな。
3回目の一次試験の準備、順調です
およそ1ヶ月ぶりのエントリです。今まで何をしていたかというと、ちゃんと一次試験に向けた準備をしていましたよ。
経済学は石川さんのミクロ、マクロの視聴も終わり、過去問マスターも1回転終わった。
財務は継続中。でも二次試験対策をばっちりやったせいか、覚えているもんだね。
企業経営理論はマーケティングを終わらせた。あ、過去問ね。
運営は継続中。
法務はまだ着手していないが、
情報は過去問マスターが一回転終了。
中小政策はインプットを始めたばかり。
総じて順調です。
ま、一回一次試験を通しているからね、油断さえしなければ大丈夫だと聞くのだけれど、その油断が一番怖いからやれる時にしっかりと準備するのがいいと思ってみっちりと勉強しています。
と同時に、二次対策もやっています。
今回はMMCにお世話になっています。
並行して二次対策も行っているので、一次対策も二次を意識しながらできていますのでなかなか効率もいいし。
とりあえず、一次を通さないと二次はない。
一次で心配なのは法務と情報だ。これさえナントカ出来れば多少の難易度アップでも60は超えられるだけの準備をするつもり。
難化すると毎年言われる経済。
いい加減に難化するはずの財務。
最近難しい運営。
いいよ、難しくなっても。それ相当の準備をするからさ、と開き直り。
法務は25問出てね。
情報は昨年度並みに頼むよ。
中小は覚えるっきゃないし。