世間で言われている勉強法がすべてではないのだ
やはり一次試験が近いせいか、当ブログのアクセスが増えてきているようだ。過去問の解説を載せているから検索すればヒットするのだろう。
だよね、一次試験、近いもの。
それはそうと財務会計が苦手だという声をよく聞く。
著者は診断士試験を目指したとき、ネックになるのが財務会計だろうと思っていた。でもそれはただの食わず嫌いだと分かった。
診断士の財務会計はおもしろい。ってか、アカウンティングもファイナンスもおもしろいものだと分かった。
著者は、
【使用した教材】スピテキ スピ問 過去問マスター
が結果であり、使用した教材である。はっきり言うと、自分は体系的に履修しないと全体を網羅出来ないらしく、特に簿記知識がからきしダメだった。
だから次の年、
【使用したもの】過去問マスター 簿記3級、2級のカンタンなテキスト
をやりこみ、見事に一次を突破した。簿記学習のおかげで模試の財務会計も安定した点数が取れるようになった。
著者にとっては簿記の学習が大きかった。
点と点が線になり、面になった感触が得られたのだ。
ただ、初めての二次試験の事例Ⅳは57点で総合点であと7点不足で不合格となった。
CF計算書は壊滅だった。NPVの問題も壊滅だった。それ以外は全問取ったのだが、理由もなくただの凡ミスで失点したCF計算書とNPVの問題が原因で負けた。
なぜCF計算書が出来なかったのか?
出た! と思って舞い上がったら計算ミスしたから。
なぜNPVが解けなかったのか?
なぜ正味CFが解けなかったのか?
なぜ、なぜを積み上げていくと打開策が見えるのではないか?
まだまだ合格するレベルではなかったのだ。
事例Ⅳだけでも高得点を目指すだけの学習に取り組むのもよいのではあるまいか? 最近は易化傾向にあり点差はつかないといわれているけれども事例Ⅳを得意としている人はそれなりに有利な戦いが出来ると思うからだ。
さ、事例Ⅳ、事例Ⅳ。