財務会計・情報が易化、経営・運営が難化。全体としては例年並みに
今年の一次試験の様子が見えてきました。
以下はTACのリサーチ結果。
特徴は、
②企業経営理論が難化したこと
③情報が大幅に易化したこと
である。
全体的には昨年よりも良化しているように見えるが、昨年が異常に難しすぎたわけで、例年並みに戻ったという評価が正しいのだろう。
それにしても「やりすぎ感」が否めないのが著者だけだろうか?
昨年は合格基準の弾力化が行われ、全体の60%から59%に緩和させた大失態を犯した。さらに情報で4点のかさ上げという失態まで行った。その反動から情報は易化したのだろうとTACでは分析しているようだ。
来年は財務会計が難しくなるんだろうな、と予測。難しくするには会計規則を出題すればいいし、NPVも出せばいい。
経営と運営が難しくなったのが気になるなぁ。これ、いつまでも続くのかな?
意外なのは法務の点数が昨年とあまり変わらなかったことだ。
自分があまり得意ではないからかもしれないが、そんな著者でも今年の方がカンタンに見えた。
やはり一次試験突破の戦術は7科目を同時に受験することにありそうだ。
科目間の難易度の変動がありすぎて、科目免除はリスクがありすぎる。