事例Ⅳとの向き合い方
一次試験を突破し、二次への挑戦権が得られることが分かった翌日から二次に向けた学習を始めた。
まずは情報収集のため、某受験生応援ブログの主催するセミナーに参加した。
セミナーに参加する前から二次試験突破の足がかりは事例Ⅳ対策であることが分かっていたので財務会計の学習は継続して行うことにしていた。
具体的には
①日商簿記2級の復習
②(どこまで解けるか分からないけど)イケカコ
をやっている。
つまり事例Ⅳ対策としては
足きり回避しつつ、50~60点で踏みとどまる
戦略を想定した学習だということ。
こうなるとおのずと事例Ⅰ~Ⅲのデキが合否を決めるというストーリーとなる。
簿記はやはり基本だし、せっかく一次突破のために積み上げてきた簿記の知識を忘却のかなたに放り投げるのももったいないのでコツコツやっていこうと思っている。
二次試験が片付いたら簿記2を受験しよう、と考えれば簿記学習も無駄にはならない。
一方で、イケカコ(意思決定会計講義ノート)は全部解くつもりはない。そもそもイケカコは会計士試験向けのテキストだったり簿記1級向けのテキストだったりする。だからそこまで難解な問題を解く必要はなく、一次試験レベルの出題のようではない出題の形式に慣れるために採用したといっても過言ではないわけ。
これによって事例Ⅳが60点以上取れてくれればそれに越したことはないし、例によって診断士試験は
「40点未満がなく、総合計が6割に達すればよい」
という合格基準なので上積み分は決して無駄にはならない。
事例Ⅳとの向き合い方はこのように決めた。
やはり診断士試験は財務会計あるいは事例Ⅳがキモであることが分かっているからね。戦略的にはこのような考え方で二次試験と向き合ってみよう。