二次試験の申し込みは遅めに、ね
9/6(火)は一次試験の合格発表日だった。
一次試験の翌日には正解発表があるのでマークミスがなければ自分が何点取れたかが分かる仕組みになっている。3回くらい自己採点結果を見直したが、点数は上がりも下がりもしなかったので無事に二次試験に進むことが出来る。
手元には簡易書留でやってきた一次試験の合格証書なるものがあるのだが、こんなもんは紙切れにすぎず、
「ほれ、早く二次試験代の17,200円を支払いなさいな」
と甘く囁いている。
なんとまぁ、商売上手ではないか。
しかし、受験料がクソ高い。そう思っているのは自分だけだろうか。
***
二次試験の受験申し込みは9/20(火)までとなっている。
今回、一次試験を免除されている二次試験受験組はすでに申し込みが始まっていて、一次試験突破組は9/6以降でないと受験申し込みができない。
だいたい二次試験を何回も受ける、いわゆる多年度生は猛者が多いから気合十分で早めに申し込んでくる。
だからそんな猛者とは戦いたくないので二次試験の申し込みはギリギリまで待つことにした。戦わないで勝つことが最高の戦略だからね。
しかし、二次試験の対策がなかなか捗らない。
こうなったら仮病でも使って会社休むかな(笑)
***
それはそうと、今回アホみたいな得点調整を行った。ヒドい話だ。
フツーなら総得点の60%以上であって、1科目でも40%未満がないことなんだけれど、それが総得点の59%以上となった。さらに情報で4点のかさ上げをしている。だから今回の合格最低点は409点となる。あくまでも受験した科目の総得点の59%でかつ40%未満がないのが条件。
だから今回は2,404人が合格し、合格率は17.7%。自分は7科目受験していないけれど、この17.7%には「1%の救済」と「情報の4点」が入った合格率だという次第。
科目別に科目合格率を見てみよう。「59点」取れば科目合格ではなく、科目合格については「60点」。科目合格率には試験合格者は含まれていない。つまり、一次試験をパスできなかったけれど、その科目は60%以上取れたので科目合格できた人の割合のことだ。
経済学・経済政策・・・29.64% まぁ易しかったからな。
財務・会計・・・21.58% これでも21%か。もう少し高いのかと。
企業経営理論・・・29.59% マーケが難化したけど3割近いのね。
運営管理・・・11.76% コイツは低いな。没問、期待したのだが(笑)
経営法務・・・6.33% ふむ、調整ナシだな。
経営情報システム・・・8.54% 4点かさ上げしたからかな?
中小企業経営・政策・・・12.53% 意外だけれどこれしかいないんだ。
こうしてみると、一次試験を突破するのに必要な戦略が見えてくる。それは、
①科目免除を使用しないこと
②苦手科目は足きり回避に全力をあげること
③得意科目は限りなくいい点数を狙うこと
なのではないか。年度ごとに科目ごとのバラツキがあるだろうからやはり7科目を受験することで難易度のバラツキに対応し、苦手科目といえどもあわよくば7~8割取れるように仕上げることも必要だ。
自分は今回科目免除を利用した。前年度に合格している、企業経営理論・運営管理・中小企業経営政策のうち、企業経営理論と中小を免除した。運営は他科目の補填に使おうと思ったが全く裏目。経済と財務の易化により合計点で60%をクリアした。ヒヤヒヤもんだった。5科目受験したから、今回の得点調整およびかさあげを考慮すれば、291点を取れば合格。結果的に、307点取れているから合格。
なお、今回の一次試験では情報システムが24点(4点かさ上げで28点)で足きりを食らったため、トータルで475点(かさ上げ後479点)で不合格になった人を知っている。
本当に怖い試験だ。