自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

財務会計【平成23年度 第1問】

【平成23年度 第1問】
 閉鎖残高勘定は次のとおりである。このとき、貸借対照表の資産合計の金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

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〔解答群〕
ア 52,300,000円
イ 60,000,000円
ウ 66,000,000円
エ 74,700,000円

 

 

 

 

 

 

 

閉鎖残高勘定とは、決算残高勘定のことです。それだけですのでスルーしましょう。
B/S上の資産勘定をチョイスして合計すればいいですね。解答への方向性はすぐに出せるのですが、資産勘定を一つずつ選んで足し算するより、引き算するほうがよいのでは、と考えます。
下図で、○印の部分に着目します。

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買掛金、退職給付引当金は「負債」です。また、資本金以下の4つは「純資産」ですね。また、借方にある自己株式は純資産の控除項目です。ですから純資産の合計から自己株式を引いてあげれば純資産が出せそうです。
それに貸借は一致しますから純資産と負債を足したものが資産合計になるはずですね。
負債=8,300千円+6,700千円=15,000千円 ・・・ ①
純資産=40,000千円+3,000千円+2,400千円+5,600千円-6,000千円=45,000千円 ・・・②
①+②より、60,000千円

以上により、正解は、イ である。