自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

財務会計【平成22年度 第11問】

【平成22年度 第11問】
 変動予算制を採用しているX社の販売費予算と実際販売費等は次のとおりである。
 実際販売数量に対する販売費予算と実際販売費との差異(予算差異)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:円)。

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〔解答群〕
ア 11,000(不利差異)
イ 24,000(不利差異)
ウ 25,000(有利差異)
エ 35,000(不利差異)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変動予算制とかいうのは聞きなれない言葉ですな。
ってか、個当たり6円の変動費がかかるってことっすかね。
すると、実際販売量は90,000個ですから、個当たり6円×90,000個=540,000円の変動販売費を想定していたということですな。
実際は変動販売費=564,000円ですからその差は564,000円-540,000円=24,000円の差異が出ているということです。
固定販売費は予算が800,000円に対して実際は811,000円ですから11,000円の差異。
よって差異の合算は24,000円+10,000円=35,000円。
予算よりも多く費用がかかってしまっているので不利差異。

以上により、正解は、エ である。