運営管理【平成25年度 第10問】
【平成25年度 第10問】
需要予測の活用に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 工場を新設するため、需要量の長期予測を行った。
イ 人員計画を策定するため、需要量の中短期予測を行った。
ウ 新製品の設備計画を策定するため、需要量の短期予測を行った。
エ 短納期の資材の仕入量を決定するため、需要量の短期予測を行った。
一般的に、長期予測は工場新設にあたっての設備能力の決定に利用され、中短期予測は人員計画や生産計画、在庫管理に利用されることが多いです。
ア:大型の設備投資案件には需要量の長期予測を行います。
イ:人員計画は需要の中短期予測に基づいて行われます。
ウ:新製品の設備計画は、当該新製品のライフ全体を加味しますから短期予測ではなく、長期予測が妥当ではないかと考えられます。ゆえに本肢が不適。
エ:短納期の資材の仕入量なので、短期予測でOKですね。
以上により、正解は、ウ である。