運営管理はデキる
運営管理は役立つことが多い。
その昔、といっても2013年頃だっただろうか、会社の研修で某企業のセミナーを受講したことがある。そのときの内容が、今にして思えば、運営管理の内容であったのではないかと気づいたのは2014年秋のことだった。
著者が勤務する会社は一応製造業であるため、某企業でのセミナーの内容は感覚的に知っている内容である一方、専門用語として知らない。同じセミナーを受講していた同僚はいざ知らず平生従事している内容を体系的に教われたことは貴重な経験であった。なぜならその経験がなければ診断士試験という選択肢の存在が少しばかり遅れたかもしれないのだから。
診断士試験の運営管理は難しくないと思う。生産管理分野はJIS定義以外出題されることはないからである。でも製造業のイメージが沸かない方には少々ツラいかもしれない。一方、店舗管理分野は実際の購買行動を通じて体験することが出来るためにとっつきやすいかもしれぬ。店舗管理分野では少々簿記2級の知識が役に立つ。
そう考えると全部の科目でシナジーがあるわけで、点と点の学習を面の学習にすることで一次試験突破は見えてくるということがいえるのかも知れない。
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著者は10月に人事異動があり、本社管理部門の管理職となった。今まで生産部門の管理職であったのだが、縁あってバックオフィスの管理職。部下を抱え、部下の工数管理をしながら見ているのだが、どうも“生産性”という概念がない。時間をかければいい仕事が出来ると思っている節がある。また、「時間はコストである」という感覚もない。10月に赴任以来、こういう意識の変革から始めているのだがなかなかどうして浸透するには時間がかかるようだ。
運営管理の勉強でもしなさいよ!
と声を大にして言いたいところである。
(でも言えないんだな、これが)