自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

通勤電車の中で『中小企業政策』を勉強している50代と思われる男性を見た

通勤の電車の中で二次試験関連の勉強をしている。

比較的早い時間帯の電車に乗っているので本を読むスペースはあるし、田舎町から乗車するので混雑しないエリアに乗り込むことも出来る。

 

たいていの乗客は居眠りしている。そりゃそうさ、時間が早いのだから。

 

さすがに著者が乗る時間には座席は空いていない。だから立つことになるのだがその時間を利用して診断士関係の勉強だ。小一時間。

 

 

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先日、電車の中で『中小企業政策』を勉強している想定50代の男性を見かけた。勉強しているのか寝ているのか分からなかったがとにかく『中小企業政策』を勉強しているふうだった。

そういえば、電車の中で診断士試験の勉強をしている人を初めて見た。なんだか奇妙なうれしさがあった。

 

現在、著者が勉強しているのは二次試験のイロハのインプットだ。

 

昨年、初挑戦の頃は過去問を解くことで精一杯で、お作法の習得と80分で問題を解くことに専念していた。

しかし、今年は、まず二次試験とは何か時間をかけて向き合うことにした。

 

「向き合う」とは昨年の惨敗を思い起こすことと同じことだ。だが、それをやらなければ前に進めないと考え、虚心坦懐に向き合うことを決めた。

 

そう、二次試験は中小企業の社長のおっちゃんと向き合うことなのだ。コンサルティングなのだからコンサルの手法があるわけで、中小企業をコンサルするのではなく、試験問題を解くことを目的にしていたからこそ、不合格になったのだと理解した。

 

ここ数ヶ月間で新しい発見があったし、今年10月の二次試験に立ち向かえるだけの気力がよみがえってきたように思う。