2017年合格を目指す方へ(その3)
受験してみて思ったことは、診断士試験突破の秘訣は一概には言えず、人それぞれの方法論があるのではないか、ということだ。
むろん、合格発表は翌月であり、著者も“未合格者”なわけだから偉そうなことはいえない。そもそも著者が仮に合格したとしても著者のような合格へのストーリーはマネすべきではないし、もっと要領よい勉強の仕方があるはずである。
この連載を通じてお伝えしたいことは、巷にはいろんな診断士関係のブログが跋扈しているけれども、
「何もかも鵜呑みにしてはいけない。トライ&エラーが大事」
ということなのだ。 当然に当ブログの言うことも真に受けてはいけない。試行錯誤する必要はある。だから何らオススメする気など毛頭ないわけ。
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著者は診断士受験にあたり、独学を選択したゆえ、いろんなメディアから情報を収集した。そもそも自分のやり方に合う方法が合格への近道だと分かっていたけれども、先達にならえ、という諺もあるからよさそうだなと思えばやってみる。自分に合わないとジャッジすれば次の手段。要するにPDCAを回すわけ。とにかく自分に合った勉強方法を“自分で”見つける必要がある。
結果として最も苦手だと思っていた財務会計は、大手受験校では不要とされている簿記学習が役立ったし、(自分の理解力が足りないだけだけれど)比較的デキがいいとされているスピテキやスピ問だけでは60点以上を獲得することが出来なかった。だから石川の経済を活用することにした。
プラスして差し出口を叩くとしたら比較的点数が取れると自信のある科目については60点と言わず、80点以上取れるような状態で本試験に臨むのがいいだろうと思う。これは経験則だ。
(続く)