2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は株式会社の機関設計についてみていくことにする。株式会社の形態は、大別すると、「株式譲渡制限の有無」「取締役会の設置・不設置」「大会社・大会社以外」に分類できる。 1.株式譲渡制限の有無による分類 (1)株式譲渡制限会社 株主は、その所有…
いやいや、今回は設備管理からです。設備管理っていうとおおげさだけれど、設備保全を中心にスピテキは記述しています。それではレビュー開始。 まずは設備保全について。JISでは、「設備能力を維持するために、設備の劣化防止、劣化測定および劣化回復の…
会社法の続きで、株式会社の機関についてレビューしております。前回の株主総会の続きで今回は「取締役」に焦点を当てます。 2.取締役 取締役とは、定款の別段の定めがある場合を除き、株式会社の業務執行を行う機関であると、会社法は定めている。取締役…
今回は品質管理の話。品質管理って運営管理で扱うんだね。ま、品質は工程で作りこむとかいうし。 運営管理で扱う品質管理はとても散文的なものだ。ざっくりと概観してみることにする。 <QCの七つ道具>1.パレート図 項目別に層別して、出現頻度の大きさ…
今回から会社法についてレビューしていきます。 まずは事業の開始等に関する届出。<法人設立届出書> 設立の日から2月以内に税務署に提出<労働保険> 労働者を1人でも雇用すれば労基署や職安に届出(10日以内)<社会保険> 法人は1人以上、個人事業は…
今回は作業測定という話。そんなに難しくはないのだが、いろいろとたくさんの言葉が出てくるから整理して、体系付けて理解に努めることが肝要だ。 作業測定とは、「作業または製造方法の実施効率の評価および標準時間を設定するための手法」とJIS定義され…
診断士試験では民法の家族法は出題範囲外とされている。しかしながら、中小企業の承継にも関連するので相続の一部が出題されるようになっている。企業経営理論の労働法規もところでもそうだったように、法律系の出題は難しくしようと思えばいくらでも難しく…
本日は動作研究に入ります。 動作研究とは、「作業者が行うすべての動作を調査・分析し、最適な作業方法を求めるための手法の体系」とJIS定義されている。動作研究の主なものは次のとおりである。 <2-2 A-1 サーブリック分析(微動作分析)> ギル…
今回は、契約の不履行から始める。 契約が履行されない場合の代表的なケースが債務不履行。債務不履行とは、債務者が正当な理由がないのに債務者の責めに帰すべき事由(債務者の故意・過失による事由)によって債務の本旨に従った債務の履行をしないことをい…
今回は「IE」に関する内容になりますが、もし仮にこのエントリを読んでいらっしゃる方がいればだが、だんだん意味不明な内容に思われる方が増えてくるのではないでしょうか。専門的だし、興味のあるないで受け取り方も異なるだろうし。 IEは「経営工学」…
自称週末ファーマーがなぜ国家試験取得を目指しているのかを赤裸々に語るブログです。著者による、著者のための備忘録みたいなもんではありますが学習してきた内容をPCに向かって書き記すことは決して楽なことではありません。思い出し、テキストをひろげ…
今回は購買管理から始めます。 購買管理はJIS定義によると、「生産活動に当たって、外部からの適切な品質の資材を必要量だけ、必要な時期までに経済的に調達するための手段の体系」とある。“必要な量を必要な分だけ”とあるので、購買に当たっては同一品目…
今回は国際収支から始めることにする。 まずは国際収支そのもの種類から。いろいろとあるけれど、基本は暗記だ。それと時事的に貿易収支は赤字なのか黒字なのか。その額はどれくらいなのかとかそういった感じ。昔、といっても中学生や高校生の頃とは統計のと…
運営管理は興味ある人には楽しめる科目だろうけれど、興味ない人にとっては苦痛の何者でもないのではなかろうか。その理由はイメージがしづらいことが挙げられるだろう。それにこのようなテキストだけの説明では分かりづらいことも多いので余計にイメージで…
IS-LM分析が終わると、スピ問は早くもAD-AS分析に入ってしまう。2問しかないんだけれどね。 IS-LM分析では、財市場と貨幣市場が同時均衡する利子率の組み合わせをみてきたが、このAD-AS分析は、財市場、貨幣市場、労働市場が同時に均衡…
今回は生産計画と生産統制の話だ。 生産計画は、生産量と生産時期に関する計画だとJISで定義しているが、それは日程的に大日程計画、中日程計画、小日程計画と分けられるとしている。大日程計画はおおよその計画期間を6ヶ月~2年とし、中日程計画は1ヶ…
え~、では~、続きですが~、今日はぁ~、IS曲線から始めますぅ~。だんだんラリってきたのが自覚できるな。あかんあかん。 IS曲線は財市場が均衡する国民所得と利子率の組み合わせの集合だ。スピ問ではいきなりIS曲線の導出の問題から始まっている。…
今回は、まず製品開発と製品設計について。 まずは用語の定義をはっきりと区別させておく必要がある。 <製品設計> 期待する製品の性能を発揮させるために、構成部品の機能・形状とそれらの関連を決める活動 <機能設計> 期待する製品の性能を発揮するのに…
スピ問もマクロに突入だ。実はミクロよりもマクロのほうが好きでしてマクロのほうが理解も早い。だからスピ問も消化が早かったのは言うまでもない。本試験でもマクロ分野は比較的点数が取れている。ミクロだかマクロだか識別が不能のものはともかく、マクロ…
今回は生産方式からレビューする。 ライン生産方式とは、いわゆる流れ作業のことで、JISによれば、「生産ライン上の各作業ステーションに作業を割り付けておき、品物がラインを移動するにつれて加工が進んでいく方式」と定義している。なお、作業ステーシ…
今回は生産のプランニングについてレビューしてみます。 工場はモノ作りの現場ですから、モノの流れや作業員の動線等、流れがスムーズにいかなくては効率よい生産活動が出来ません。モノやヒトがスムーズに流れるような設備や機械の配置を考えることが大事に…
今回は「逆選択」から。逆選択はアドバースセレクションともいうが、契約前に起こる。情報の非対称性が原因で発生する。 アカロフのレモン市場、「悪貨は良貨を駆逐する」、自動車保険への加入など具体的な例で考えてみるといいかも。モラルハザードについて…
今回は生産形態から始める。 まずは受注生産と見込生産だ。これは注文と生産のタイミングによる分類である。受注生産は、注文を受けてから生産する形態である。JISでは「顧客が定めた仕様の製品を生産者が生産する形態」と定義される。つまり、顧客の注文に…
ではさっそく、今回は期待効用仮説から。 これは財務会計で習得したCAPM理論と通じるところがある。CAPM理論では、個別銘柄のリターン、これを危険資産のリターンとすれば、10年ものの国債のリスクは実質ゼロとみなされる。これはリスクフリーレート…
このエントリはある国家試験を目指した自称週末ファーマーが約一年をかけて勉強をしてきた足取りを記録するものである。結果として一次試験突破がならなかったのだが、次の機会に捲土重来を期すため“振り返り”という意味で記録を続けている。今回の記事から…
スピ問に着手した著者はあまりにも用語の定義やその意味付けなどを覚えていなかったことに愕然とし、このままでは危ないと危機感を募らせていた。それでもスピ問の先を進めることにした。やりながら覚えていくしかない、と。 そもそも完全競争市場において企…
経済学というものを学ぶのは大学生のとき以来だ。しかも大学一年生の教養科目以来だからかれこれ20年以上も前のことになる。比較的経済学は好きな科目だったので喜んで講義に出席したものだった。確か、水曜日の第4時限目だったような気がする。経済学はあ…
たぶん、これが最後かなぁ・・・(やっと、だぁ)。 1990年代以降、従来型の「4P」型マーケティングの限界が指摘され、インタラクション(双方向相互作用)による社会との関係を重視する関係性マーケティングへのパラダイムシフトが起こりつつあるという。…
では、プロモーションミックスから始める。大別すると四つに分けることが出来る。 1) 広告2) パブリシティ3) 人的販売4) 販売促進 まずは1)広告。広告はどの手法に重点を置くかにより、プル戦略とプッシュ戦略に分類される。プル戦略は、広告、パ…
本節は価格戦略について。まずは価格設定における影響要因を挙げている。 1) 企業・マーケティング目標 2) 価格以外のマーケティング要素 3) コスト 4) 競争戦略 5) 競争地位別戦略 6) 需要の価格弾力性 7) マクロ経済状況 8) 法規制の8つ…