自称週末ファーマーの国家試験受験記

自己啓発の延長なのか、自己実現の手段なのか、はたまた意地の張り合いか。生きているうちに“何か”を成し遂げたいから走り続けているような感じがする

診断士/経済学

経済学・経済政策【平成26年度 第4問】

【平成26年度 第4問】 財市場における総需要ADは、消費C、投資I、政府支出Gの合計であるとする。所得をY、限界消費性向をc、所得がゼロでも必要な最低限の定額の消費額をc0とすれば、消費はC=c0+cYと書き表すことができる。総供給ASと所得が…

経済学・経済政策【平成17年度 第2問】

【平成17年度 第2問】 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 有効需要の原理に基づき、総需要と総供給との関係から均衡GDPの決定について考えてみよう。 まず、総需要ADが消費支出Cと投資支出 I から構成されるモデルを想定し、消費支出と投資支出…

経済学・経済政策【平成24年度 第5問】

【平成24年度 第5問】 下表は、総務省が公表した「家計調査報告(二人以上世帯)」2010年11月分、2011年11月分にある勤労者世帯の収支内訳から、実収入(世帯主収入、配偶者の収入、他の世帯員の収入等の合計)、消費支出、非消費支出(所得税、社会保険料等…

経済学・経済政策【平成26年度 第1問】

【平成26年度 第1問】 下図は、日本の国内総生産に占める、「雇用者報酬」、「営業余剰・混合所得」、「固定資本減耗」、「生産・輸入品に課される税と補助金の差額」、それぞれの割合をa~dに表したものである。これらのうち、「雇用者報酬」の割合を表すも…

経済学・経済政策【平成23年度 第10問】

【平成23年度 第10問】 下図は、労働市場の開放に伴う2国間の労働移動の効果を示したものである。なお、生産要素は労働と資本であり、労働移動が生じた場合でも労働者の国籍は変わらないものとする。ここでMPLは労働の限界生産物を、Wは労働1単位あた…

経済学・経済政策【平成18年度 第9問】

【平成18年度 第9問】 下図は、国際間における資本移動の効果を描いたものである。MPKは資本の限界生産物を、rは単位あたりの資本のレンタル料を表している。また、当初、Ⅰ国の資本量はOⅠC、Ⅱ国のそれはOⅡCであり、Ⅰ国の資本のレンタル料はrⅠ、Ⅱ国…

経済学・経済政策【平成23年度 第11問】

【平成23年度 第11問】 下図は、2国モデルに基づく国際取引を表したものである。 いま、農産物に関する自国の輸入需要曲線をD0D1、外国の輸出供給曲線をS0S1とする。自由貿易下の均衡価格はP0、均衡量はQ0である。 ところで、自国が輸入財1単位に対…

経済学・経済政策【平成21年度 第10問】

【平成21年度 第10問】 次の輸入関税と生産補助金の効果に関する文章を読んで、経済厚生分析の説明として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ。 下図は、輸入競争財市場(たとえば農産物)を描いたものである。いま、当該財の国内需要曲線がDDで、国…

経済学・経済政策【平成26年度 第21問】

【平成26年度 第21問】 関税撤廃の経済効果を、ある小国の立場から、ある財の市場のみに注目した部分均衡分析の枠組みで考える。下図は当該財の国内供給曲線と、当該財に対する国内需要曲線からなる。関税撤廃前には当該財の輸入に関税が課せられ、当該財の…

経済学・経済政策【平成20年度 第8問】

【平成20年度 第8問】 次の自由貿易地域に関する文章を読んで、自由貿易地域が形成された場合の経済効果の説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。 下図は、自国と2つの外国(X国とY国)間の貿易取引を表し、自国の輸入競争財市場(たとえば農…

経済学・経済政策【平成24年度 第15問】

【平成24年度 第15問】 下図は、ある国の立場から、1つの財の市場のみに注目した部分均衡分析の枠組みを用いて、自由貿易協定の経済効果を示している。当該財の価格がP1である第Ⅰ国からの輸入に、この国では関税を賦課しており、関税賦課後の価格はP2とな…

経済学・経済政策【平成25年度 第17問】

【平成25年度 第17問】 下図は、平均費用が逓減局面にある財市場で企業Zによる自然独占が発生している状況を示している。この図に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。 〔解答群〕ア 企業Zが独占企業として振る舞う場合、四角形ACF…

経済学・経済政策【平成23年度 第22問】

【平成23年度 第22問】 下図は、自然独占のケースを示したものである。D0D1は需要曲線、MRは限界収入曲線、ACは平均費用曲線、MCは限界費用曲線である。なお、平均可変費用曲線AVCは限界費用曲線と同一である。 この図の説明として最も適切なもの…

経済学・経済政策【平成26年度 第19問】

【平成26年度 第19問】 下図は、独占市場におけるある企業の短期の状況を描いたものである。ACは平均費用曲線、MCは限界費用曲線、Dは需要曲線、MRは限界収入曲線であり、独占企業が選択する最適な生産量は、MCとMRの交点で定まるWとなる。この…

経済学・経済政策【平成22年度 第12問】

【平成22年度 第12問】 下図は、独占的競争下にある企業の短期均衡を描いたものである。Dは需要曲線、MRは限界収入曲線、ACは平均費用曲線、MCは限界費用曲線である。このとき、利潤最大化を前提とした価格はP0、取引量はQ0に決定される。 この図の…

経済学・経済政策【平成24年度 第20問】

【平成24年度 第20問】 不完全競争を理解するための経済理論モデルに関する説明として、最も適切なものはどれか。 ア 寡占市場における屈折需要曲線の説明では、限界収入曲線が不連続になる点 に特徴の1つがある。イ 規模の経済が働き、平均費用が低下して…

経済学・経済政策【平成17年度 第14問】

【平成17年度 第14問】 企業にとって、ライバル企業より先行して行動するか、それともライバル企業の動きを見た後に行動するかは、戦略上重要な意味を持つ。ここで、ある製品の市場で競合している寡占企業2社A、Bを考える。両者は、コスト構造が同じで、…

経済学・経済政策【平成22年度 第18問】

【平成22年度 第18問】 ある市場で2社が競争している状況を考える。生産量で競争する場合と、価格で競争する場合に、それぞれの企業の反応関数ならびに反応関数の交点が下図のように表されている。先導者と追随者が区別された場合に、以下のa~dの記述のう…

経済学・経済政策【平成18年度 第11問】

【平成18年度 第11問】 ある企業が製品Xと製品Yを生産している。経営者は、それぞれmの製品の生産量に応じてかかるコストCを次のように把握している。ここで、C( i , j )であれば、製品Xを i 個、製品Yを j 個、生産するコストを示す。 規模と範囲…

経済学・経済政策【平成17年度 第13問】

【平成17年度 第13問】 範囲の経済性に関し、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 電力会社において、配電サービスと送電サービスを別々に行うよりは一緒に 行ったほうがコストが軽減される場合、範囲の経済性が存在するといえる。b 異な…

経済学・経済政策【平成26年度 第18問】

【平成26年度 第18問】 下図は、完全競争下の企業の総費用曲線と総収入曲線を示したものである。この図に基づいて利潤曲線を描いたものとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。 下図のように、総収入曲線と平行で総費用曲線と点Bで接するような補助線…

経済学・経済政策【平成24年度 第19問】

【平成24年度 第19問】 完全競争市場の下で、ある任意の財を生産・販売する企業を考える。当該企業の総収入曲線と総費用曲線が下図のように描き出されるとする。ただし、総費用曲線は、固定費用が存在するためにD点を切片として生産量に応じて変化し、総収…

経済学・経済政策【平成21年度 第13問】

【平成21年度 第13問】 生産関数ならびに総費用関数について、以下の設問に答えよ。 (設問1) 下図のように実線で表される生産関数をもつ企業を考える。最も生産効率の高い点はどれか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。 〔解答群〕ア a点 イ b点 ウ…

経済学・経済政策【平成23年度 第20問】

【平成23年度 第20問】 完全競争下における企業の短期供給曲線の説明として、最も適正なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 「価格=限界費用=平均費用」のとき、操業停止の状態に陥る。b 「価格=限界費用>平均費用」のとき、利潤は黒字になる。…

経済学・経済政策【平成26年度 第13問】

【平成26年度 第13問】 下図の形状をした生産関数について下記の設問に答えよ。ただし、ここでの生産に投入される要素は労働のみであり、その投入量はゼロより大きいものとする。 (設問1) この図に関する説明として最も適切なものはどれか。 ア この生産…

経済学・経済政策【平成24年度 第18問】

【平成24年度 第18問】 下図は、1つの生産要素のみを用いて、1つの最終生産財を生産する場合を想定したものである。この図の説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 生産関数1の限界生産物は逓減している。b 生産関数1は、規…

経済学・経済政策【平成25年度 第14問】

【平成25年度 第14問】 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 いま、余暇時間Lと労働所得Yからのみ効用を得るような個人を考える。余暇時間の増加は、24時間のうち労働する時間が減少することを意味し、賃金率×労働時間で与えられる労働所得が減少する…

経済学・経済政策【平成20年度 第18問】

【平成20年度 第18問】 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 消費と余暇に関する、ある労働者の当初の予算制約式が次のように与えられているとする。 C = w × ( 24 - L ) ここで、Cは消費、wは時間当たりの賃金、Lは余暇時間とする。労働者は…

経済学・経済政策【平成23年度 第19問】

【平成23年度 第19問】ギッフェン財の特徴として最も適切なものはどれか。なお、当該財の価格が下落した場合を想定する。 ア ギッフェン財は下級財であり、代替効果に伴う消費の増加分が所得効果に伴 う消費の減少分を下回る。イ ギッフェン財は下級財であり…

経済学・経済政策【平成19年度 第16問】

【平成19年度 第16問】 現在、日本経済では、金利が非常に低い水準にあるが、今後は金利の上昇が見込まれている。その金利上昇の消費への影響を、所得効果と代替効果から分析を行う。下記の設問に答えよ。 (設問1) 多くの金融資産を持っている高齢者につ…