どうしても科目合格すら獲得できない法務
診断士の経営法務は年度によって問題数がまちまち。
確か平成26年度は23問だか24問だか。だから5点問題があった。
27年度は25問で1問4点であった。
それに対して28年度は全部で20問。つまり1問5点であったわけ。
問題数が少ないと配点が高くなる。ラッキーなところもリスクも存在する。
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当ブログの著者は法学部法律学科を卒業しているが、なかなかどうしてそういう経歴でも経営法務が不得意な人間もいるのだということを証明してしまったようだ(笑) 法学部を出ているから法務が得意なわけではないんですよ、みなさん! つまりは大学で履修する法律学などなんら実務への応用は利かないのだということなんですよ。
それではビジネス実務法務検定との親和性はどうか?
親和性はある。ビジ法も実務に即して作られた検定試験ではある。極論すればビジ法1級所持者が経営法務を解けば余裕かといえば苦戦すると思う。ここに検定試験と国家試験の違いが存在する。
検定試験は過去問研究さえ怠らなければ誰でも合格するものだ。
一方で、国家試験は異なる。過去問研究を万全にしても合格できない場合が多いのだ。受験生を落とす試験だからね。
経営法務の対策はかなり直前期まで行ってきたからいつものようなオーソドックスなスタイルならばそこそこ点数が取れる自信があった。
ところが出てきた問題はオーソドックスなものではなかった。
こういう変化球に弱いってことは、まだまだ未熟なんだなぁ。
よかった、合計点でクリアできて(笑)
だから診断士試験は科目の組み合わせがとても重要になってくる。
超得意科目(難易度が相当に上がっても80近く取れ科目)があると一時は突破できるような気がする。
TACのリサーチの結果。
45〜55が多いんだね。全体の50%近い受験生がその分布なんだ。
おやおや、0点がいるんだ。
ほら、やっぱ、難しかったんだよ。